相撲協会外部理事に東大名誉教授の伊藤氏ら

[ 2008年9月30日 15:52 ]

日本相撲協会の外部理事などへの就任が決まり記者会見する(左から)村山弘義氏、武蔵川理事長、伊藤滋氏、吉野準氏

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会、評議員会を開き、外部から招く理事に東大名誉教授の伊藤滋氏(77)と元東京高検検事長で弁護士の村山弘義氏(71)、監事に元警視総監の吉野準氏(73)の起用を決めた。

 昨年の力士死亡事件、秋場所前の大麻問題など不祥事が相次ぐ相撲協会に対し、監督官庁の文部科学省は9月中に外部から役員を起用し、親方だけで運営されている組織の透明性を高めるよう要請していた。

 ▼武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の話 (3人は)素晴らしい経験の持ち主。外部の先生方のいろんな力を借りて、相撲協会一丸となってさまざまな問題に取り組んでいきたい。

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2008年9月30日のニュース