初のノーボギーラウンドに桃子充実感

[ 2008年7月14日 06:00 ]

 米女子ゴルフツアーのジェイミー・ファー・オーエンス・コーニング・クラシックは12日、米オハイオ州シルバニアのハイランドメドーズGC(パー71)で第3ラウンドを行い、15位から出た上田桃子(21=ソニー)が4バーディー、ボギーなしの67をマーク。今季49ラウンド目で初めてノーボギーで回り、通算8アンダーの9位に順位を上げた。ポーラ・クリーマー(21=米国)が通算18アンダーで首位を守った。

 雷の影響で約1時間の中断を挟みながら、上田はノーボギーラウンドで9位に浮上した。ホールアウト後は「ショットは悪かったがパットが良かった」と67の好スコアに充実感を漂わせた。
 中断から再開後の7番パー5で2メートル、8番パー3で2・5メートルを沈めて連続バーディー。後半も10、13番でバーディーを奪い、4つスコアを伸ばした。「ショットは右にも左にもぶれたし、ドライバーの安定感にも欠けた。悪い時のスイング」と生命線のショットには苦しんだが、修正中のパットに救われた。
 今季は2度、5位に入っているが、トップテン入りもその2回だけ。ただ、目標だったボギーなしラウンドを米ツアーで初めて達成。「いい締めくくりにしたい。攻めながらボギーなしを目指す」。米本土での米ツアー出場は今大会を最後とする意向だけに、今季ベストフィニッシュを狙う。

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2008年7月14日のニュース