阿覧が新十両に ロシア出身の関取は4人目

[ 2008年5月28日 10:29 ]

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日・愛知県体育館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士3人を発表した。新十両はロシア出身の阿覧(24)=本名アラン・ガバライエフ、三保ケ関部屋=1人。相撲の元世界選手権無差別級王者の阿覧は初土俵から所要9場所での昇進で、年6場所制となった1958年以降では栃東、琴欧州(当時)らと並び7位のスピード出世(幕下付け出しを除く)。ロシア出身では4人目の関取。

 再十両は土佐豊(23)=本名森下祐哉、高知県出身、時津風部屋=、夏場所で幕下優勝した元幕内の玉飛鳥(25)=本名高橋大輔、愛知県出身、片男波部屋=の2人。受観ら23人の引退も発表された。

 日本相撲協会は28日、受観ら幕下以下23人の引退を発表した。
 引退力士は次の通り。カッコ内は部屋。
 受観(朝日山)北勝嵐(八角)天の海(出羽海)日和山(高田川)豊海(中村)冠甲(北の湖)久保島(伊勢ノ海)芳王(立浪)大ノ島(武蔵川)北勝洋(八角)駒乃秀(放駒)春日湖(春日山)高城山(高島)中津錦(武蔵川)鏡竜(鏡山)朝翔冴(高砂)長内(北の湖)甲斐桜山(中村)若真龍(松ケ根)木戸(春日山)栃甲(春日野)東奥州(玉ノ井)大山崎(錣山)

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