漢字画数の少ない順に入場行進/北京五輪 

[ 2008年4月8日 18:59 ]

 8月8日に行われる北京五輪開会式での選手団の入場行進は、参加する各国・地域の中国語表記で漢字(簡体字)の画数の少ない順から入場することになった。北京で開かれている各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会で8日、報告された。

 入場行進では参加予定の205カ国・地域が行進する。この方法だと、日本は17ないし18番目になるとみられ、五輪発祥国として先頭を歩くギリシャを加えても、かなり前の方になる見通しだ。
 ヨルダンの代表から「なじみの薄い中国語では分かりにくく混乱する」との指摘があったが、開催国の言語を使うのは通例。組織委員会は「事前にきちんと説明するから問題ない」と取り合わなかった。
 前回の2004年アテネ五輪はギリシャ語のアルファベット順で行われ、日本は57番目で行進。1998年長野冬季五輪では日本語の五十音順が分かりづらいとの理由で、英語のアルファベット順で実施された。(共同)

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2008年4月8日のニュース