「平成の三四郎」古賀さん博士課程へ

[ 2008年3月21日 19:48 ]

 「平成の三四郎」と呼ばれたバルセロナ五輪の金メダリスト古賀稔彦さん(40)が21日、弘前大大学院医学研究科(青森県弘前市)の博士課程に合格した。4月からスポーツ医学を専攻し、主に女子選手のコンディションの維持、向上に有効な食事摂取などを研究テーマにするという。

 古賀さんは2000年の現役引退後、全日本柔道連盟の女子強化コーチに就任(その後退任)。川崎市に道場を開き、柔道を教える一方、04年のアテネ五輪では金メダルを獲得した谷本歩実選手のコーチを務めた。スポーツ医学の研究に取り組んでいる同大と古賀さんは現役時代から交流があり、今回の入学となった。

 古賀さんは「知識を付けて、科学に基づく個々に合った指導につなげたい」と話している。

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2008年3月21日のニュース