山川あずさの美しく生きよう

感性を高めるためにできること

1月の庭園は寒い中にもピンと張りつめた空気があって心地よい景色が広がっています。鴨は羽の中に頭を突っ込んで寒さから身を守っているのでしょうか
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 感性を高めるためにできること。それはとってもシンプルです。

 考えている時、感じることはできません。考えるのは左脳の働き、感じるのは右脳の働きです。現代を生きる私たちは学校で多くのことを学びます。しかし、残念なことに学校で習う学習は主に左脳を使った学習であるために右脳を使う訓練がほとんどできていません。感受性を育てるには、五感を使って様々な感覚的な体験をすることが必要なんです。

 外で泥んこになりながら遊んだり、葉っぱをちぎって匂いを嗅いだり、芝生に寝転がったり。今の子供達は、ほとんどの時間を学校の教室で勉強して家に帰ってゲームをしたりテレビを見て過ごします。そうすると右脳を働かせて感覚を養う時間がほとんどありません。加えて大人になると、心地よくない経験がうんと増えます。例えば、満員電車。満員電車ほど不快で不自然な状況はありません。息ができないほど空気が薄く、知らない他人があんな小さな箱にぎゅうぎゅうに詰め込まれて何十分も過ごすのは、まともな感性では耐えられない状況です。

 それに耐えうるために何をするかといえば、感性を閉ざします。シャットダウンしてある人は、イヤホンの向こう側に広がる音の世界に逃避します。またある人は眠ることでこの不快な状況を回避します。そして感じることを閉ざして不快を避けるという防御方法を身につけるのです。

 その結果、何が起こるでしょう。

 道端に可愛い花が咲いていてもそれを感じる感性は閉じていますので、気がつくことがありません。上を見上げれば真っ青な青空が広がっているにもかかわらず、気がつかずに毎日を過ごしている人が、ほとんどです。

 先日も素晴らしい虹が出ていたのですが、道ゆく人はほとんどその虹を見ていません。気がついてもいないのです。これには、びっくりします。こんなに感動的な美しさだというのに誰もその美しさを味わったり感動したりすることがないのです。

 感性は、意識しないと培われません。毎日の仕事に追われ、勉強に追われ、競争に追われているとゆっくりと味わう時間はないのです。

 そして味わう瞬間を持つ感性がなければ、たとえ、願いが叶って望みのものを手に入れたとしてもそれを十分に味わうことがないので、幸せ感も味わうことがありません。その代わりに得たものを失わないようにするには何をすればいいか、次には何を目指そうかと、すぐに頭で考え始めるのです。

 思考で考えている瞬間は、感じていないので幸せ感はありません。だとしたら何のために願いを叶えたのでしょう?決して味わうことがないのなら何を得ても幸せ感はありません。

 逆に、何も得ていないとしても、すでにあるもの。足元に咲く小さな花の美しさでも、頭上に広がる空の心地よさでも、お風呂に入った瞬間の「あぁ、あったか〜い」という幸せ感でもなんでもいいので、まさに今この瞬間に感じられる幸せ感に浸っている瞬間こそが心地よさの真っ只中なのです。

 私たちは多くのものを求めますが、全てはこの「幸せ〜」という瞬間の感覚のために頑張っているのです。

 だったら努力なく、すでにある幸せを感じて見てください。

 夢を叶えて手に入れた幸せ感と、もうすでにある目の前の幸せ感は、どちらも全く変わらない感覚であると気がつくでしょう。

 そして、この幸せ感を感じているこの瞬間こそが、引き寄せの法則の法則に欠かせない鍵となることをみなさんは知っているでしょうか?

 これはまた次回お話しさせていただきます。

[ 2018年2月19日 15:46 ]

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