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こだわり旬の旅

【長崎・新上五島&小値賀】これで長生き?自然がつくった大樹の鳥居

[ 2016年9月2日 05:30 ]

奈良尾神社前にそびえるあこう樹。人間が小さく見える
Photo By スポニチ

 新上五島では自然美も堪能した。有川港から車で1時間。中心の中通島と若松大橋でつながる若松島の龍観山展望所は島随一のビュースポット。標高138メートルの龍観山頂上にあり、西海国立公園のリアス式海岸として知られる若松瀬戸が一望の下。青い海、緑の島々と全長522メートルの白いトラスト橋・若松大橋が織りなすコントラストは一幅の絵を見ているようだ。

 同展望所から車で約20分の奈良尾神社では大自然の力に感嘆した。根っこが2つに分かれ、両足で地面に踏ん張ったような姿をした巨大なあこう樹。亜熱帯地方に自生するクワ科イチジク属の植物で、樹齢650年、高さ25メートル、幹回り12メートルと日本一の大きさ、同樹としては日本唯一の国指定天然記念物という。神社へつながる参道をまたぐようにそびえ、まるで天然の鳥居。下をくぐると長生きができると聞いて、一歩一歩、足を踏みしめながら歩いたが、本当に効果がありそうなパワースポットだ。

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