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こだわり旬の旅

【埼玉・秩父】氷柱巡りの後は日帰り湯でのんびり 目の前には武甲山が…

[ 2022年1月30日 14:58 ]

武甲山を望みながらはいる祭の湯の露天風呂。絶景に長湯してしまいそう(西武レクリエーション提供)
Photo By 提供写真

 帰りは西武秩父線西武秩父駅に隣接する駅前温泉「祭の湯」に寄った。つぼ湯、寝転び湯など4つの露天風呂と高濃度人工炭酸泉、シルク湯など5つの内湯(女性は6つ)のバラエティー豊かな風呂が楽しめる日帰りの湯で、氷柱巡りの疲れを癒やすにはもってこい。

 中でも露天の岩風呂は、地下2000メートルまで掘って湧き出た天然温泉。無色透明の含よう素―ナトリウム―塩化物冷鉱泉で、泉温22度、ph値7・5の弱アルカリ性。冷え性、末梢循環障害、切り傷などに効能があるそうで、5分ほど入ると、42度に加熱されていることもあって、体がよく温まる。しかも、よう素は血圧を下げる効能があるとか。高血圧の身にはうれしい限りだ。

 また、隣の花見湯は日本全国の温泉を再現した露天で、この日は大分県の名湯、別府の湯(2月からは北海道・登別の湯)。乳白色の湯が旅情をかき立てる。ふと顔を上げれば、仕切りの塀の向こうには秩父を代表する武甲山(標高1304メートル)がそびえ、眺めも抜群。心身ともデトックスされたような気分だった。

 入館料平日税込み990円、土日祝日同1100円(タオル別)。(電)0494(22)7111。

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