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こだわり旬の旅

【福島市】「まるでアリゾナ」と話題の浄土平 山肌むき出し、荒涼とした礫砂漠が…

[ 2020年10月5日 13:58 ]

ネットでアリゾナを思わせると評判のスカイライン。圧倒的は光景だ(福島市観光コンベンション協会提供)
Photo By 提供写真

 翌日は福島駅で借りたレンタカーで、高湯温泉と土湯峠を結ぶ磐梯吾妻スカイライン(無料)をドライブした。全長約29キロ、平均標高1350メートルの観光道路で、吾妻連峰を縫うように走るコースはまさに“天空の道”。各所で大パノラマが楽しめる。特に標高1600メートルの浄土平にさしかかかった辺りでは、それまでの森林が消え、むき出しの山肌、荒涼とした礫(れき)砂漠風の絶景が広がる。ネットなどで「まるで米アリゾナの国道163号線のよう」といわれるほどだ。浄土平では富士山に似た吾妻小富士(標高1707メートル)の噴火口まで約10分で登ることができ、火口からは福島市の街並みが一望の下。振り返ると一切経山(いっさいきょうざん=同1949メートル)がそびえ、実に気分壮快。ほかにも作家・井上靖が命名した吾妻八景や高山植物など見どころはいっぱい。紅葉スポットも多く、10月初旬からが見ごろという。通行は11月中旬まで。

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