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こだわり旬の旅

【長崎&佐賀】長崎造船所史料館 赤レンガと美しいオレゴン松が印象的

[ 2020年2月14日 19:00 ]

赤レンガの建物とオレゴン松が美しい長崎造船所史料館
Photo By スポニチ

 長崎港の長崎造船所には軍艦島とともに明治日本の産業革命遺産として登録された世界遺産が5資産あるが、その中の一つ、「三菱重工長崎造船所史料館(旧木型場)」を訪ねた。1898年(明31)に三菱合資会社三菱造船所の鋳物工場に併設された木製の型を作る「木型場」として建てられたもので、長崎造船所に現存する最も古い建物。100年以上にわたり支えてきた赤レンガと米国から輸入されたオレゴン松が印象的だ。

 館内には同造船所建設当時の海底調査用潜水器具「泳気鐘」をはじめ、日本最古の工作機械「研削盤」、日本初の発電用国産蒸気タービン、戦艦大和の同型艦「武蔵」の建造器具など、日本の重工業の技術の進歩を物語る品々や写真など約900点を展示。船マニアならずとも飽きることがない。見学は要予約。入館料800円。長崎駅からシャトルバスで約30分。(電)095(828)4134。

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