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こだわり旬の旅

【新潟&山形】ノーベル賞学者と縁 世界一のクラゲ水族館で幻想的な世界に浸る

[ 2019年12月1日 13:56 ]

海岸線に建つ加茂水族館。クラゲの看板が目を引く
Photo By スポニチ

 庄内地方に「世界一のクラゲ水族館」があった。日本海に面した岬に建つ鶴岡市立加茂水族館。08年(平20)、生物学者の故下村脩さんが緑色蛍光タンパク質の発見でノーベル化学賞を受賞する要因となったオワンクラゲを飼育していることで注目された水族館で、展示するクラゲは60種類以上。その数はギネス世界記録に認定されたほどで、瓜の形に似たウリクラゲ、傘に斑点のあるブラウンドットジェリー、中華料理などに使われるビゼンクラゲなど、さまざまなクラゲが照明を落とした展示室で泳ぐサマは実に幻想的。

 中でも濃紺の明かりに照らされ、約5000匹のミズクラゲが漂う直径5メートル、水量40トンの円形水槽「クラゲドリームシアター」は大迫力。大きな万華鏡のようだ。ほかに海水魚や淡水魚、アザラシなども見ることができ、レストランにはラーメンなどのクラゲ料理も。入館料1000円。鶴岡駅からバス30分。(電)0235(33)3036。

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