こだわり旬の旅

【山陰・鳥取&島根】鬼太郎とコナンの故郷へ…夜しか見られない新名物も登場

[ 2019年9月5日 16:00 ]

夏季限定で登場する鬼太郎の影絵。周囲もライトアップされて幻想的だ(境港市観光振興課提供)(C)水木プロ
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 アニメや漫画が大人気の中、「まんが王国」をうたうのが鳥取県。「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる氏の故郷・境港市、「名探偵コナン」の青山剛昌氏の故郷・北栄町があるからだ。両市町にはそれぞれ名前が付いた道路や記念館などがあり、JR西日本が展開中の山陰DCアフターキャンペーンに合わせて新名物も登場。まんが王国を中心に鳥取、島根の山陰地方を回った。

 妖怪ブロンズ像が177体に増え、妖怪が棲む場所によってゾーン分けするなどリニューアルした境港市の水木しげるロード。JR境線境港駅前から「水木しげる記念館」(入場料700円)まで約800メートルにわたり、ブロンズ像がライトアップされたり、40種類の妖怪影絵が路面に映し出されるようになったが、リニューアル1周年記念として影絵に夏季限定(9月30日まで)の9点が登場。それも日没から夜明けまで(ライトアップは午後10時まで)という妖怪らしい時間設定だ。

 午後7時。同駅前に降り立つと、目玉おやじ街灯がお出迎え。ロードを歩き始めると、両サイドに悪魔くんやのっぺらぼうなどに続き、目玉おやじ、鬼太郎、ねずみ男など、おなじみの妖怪キャラクターのブロンズ像がライトを浴びて暗闇に浮かび上がる。

 足元を見ると妖怪の影絵。直径2メートルほどの円形の中に一反木綿やサラリーマン山田、猫娘、ぬりかべなどに混じって、行水する鬼太郎、スイカ割りをするねずみ男、ヒマワリを登る目玉おやじなど夏季限定の絵柄が映し出される。妖怪といってもほのぼの感にあふれ、心癒やされた。

 妖怪ワールドを堪能した後はもう一つの主役、北栄町の“コナンの町”へ。足は6月末、JR山陰本線米子―鳥取駅間に車体の絵柄をリニューアルして登場した「名探偵コナンイラスト列車」。昨年、同じように新デザインとなった「鬼太郎列車」で米子駅に出て、愛称「コナン駅」の由良駅まで乗車した。

 車両は2両編成で米子側が「コナン&怪盗キッド」、鳥取側が「新一&蘭」をテーマにしたデザイン。前者は青地にコナンと怪盗キッド、後者は赤地に工藤新一と毛利蘭の恋の行方を追うようなイラストが描かれている。また、列車の象徴として各所にオリジナルエンブレムを描写。車内のトイレ入口にはコナンのイラストと新一のシルエットが配され、コナンと一緒に乗っている気分だ。

 コナン駅から「青山剛昌ふるさと館」(同700円)までの約1・4キロは「コナン通り」になっており、ブロンズ像やマンホール、モニュメントなどゆかりの名所が点在。インターフォンを押すと蘭の声が聞こえる「工藤邸門扉」やパン工房などがある「コナンの家米花商店街」の新スポットも楽しく、コナンワールドに魅せられた。

 ▽行かれる方へ 車は米子道米子ICから国道431号線を利用。影絵と像ライトアップは通年(日没~午後10時)。山陰DC(デスティネーションキャンペーン)アフターキャンペーンは鳥取、島根両県各地で行われ、さまざまな特典あり。9月末まで。問い合わせは境港市観光案内所=(電)0859(47)0121、北栄町観光案内所=(電)0858(37)5874、山陰DC協議会(鳥取県)=(電)0857(26)7273。  

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