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こだわり旬の旅

【北陸】魯山人も愛した加賀温泉郷…九谷焼絵付けで気分は名人?

[ 2018年12月30日 17:58 ]

山代温泉に残る魯山人の住居跡「寓居跡いろは草庵」
Photo By スポニチ

 北陸の温泉を代表するのが加賀温泉郷。その一つ、加賀温泉駅から車で10分の山代温泉(石川県加賀市)を散策した。

 書、篆刻(てんこく)、絵画、陶芸、料理を極めた20世紀の芸術家、北大路魯山人が1915年(大4)から半年間、逗留して作家活動を続け、多くの作品を残した温泉で、最初にその住居跡「寓居跡いろは草庵」(入館料500円)を見学。途中、江戸時代の共同浴場を再現した「古総湯」(同)に寄り、「九谷焼窯跡展示館」(同310円)へ。九谷焼は数々の名品を残した古九谷が再興されたもので、江戸時代の窯跡や現存最古の登り窯などが展示されている。最後は「九谷焼体験ギャラリーCoCo」で九谷焼の絵付け(1500円から)を体験。名人になった気分で皿に絵を描いた。同温泉では「魯山人ガイドツアーと九谷焼絵付け体験」(2000円)を実施中。問い合わせは同温泉観光協会=(電)0761(77)1144。

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