こだわり旬の旅

【栃木・宇都宮&那須】「葡萄酒」の時代から…130年超の歴史もつワイナリー

[ 2018年12月2日 18:58 ]

自慢のワインを手にする渡邊葡萄酒醸造の渡邊さん(右)
Photo By スポニチ

 明治の華族に関係したワイナリーが別邸近くにあった。東北本線黒磯駅から徒歩約20分の「渡邊葡萄酒醸造」。華族がワインにたしなんだことから、那須ではワイン醸造が進められ、1884年(明17)に下野葡萄酒醸造として設立されたワイナリーだ。現存する最古の醸造所の一つで、「桜花印那須葡萄酒」の商品名は「那須ワイン」として今も使われている。

 4代目当主の渡邊嘉也さん(50)は26歳のときに仏ボルドーに渡り、8年間修行。帰国後、ワインに適したブドウの栽培を始め、日本原産の赤ワイン用ブドウ品種として人気の高い「マスカット・ベーリーA」などのワインを醸造している。「そばの畑で栽培したブドウでワインを醸造しているので、今も那須ワインと名乗れるのです」と渡邊さん。個人経営の小さなワイナリーだが、歴史と味では大手に負けていない。(電)0287(62)0548。

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