こだわり旬の旅

【栃木・宇都宮&那須】残る近代建築…明治の元勲が情熱を注いだ地

[ 2018年12月2日 18:59 ]

ドイツ風の建物を感じさせる旧青木家那須別邸
Photo By スポニチ

 農業の近代化が図られ、華族たちの情熱が注がれた那須地区。今も残る彼らの別邸を訪ねた。JR東北本線黒磯駅からバスで約20分の「旧青木家那須別邸」(観覧料200円)=(電)0287(63)0399=は、子爵青木周蔵氏の別荘として1888年(明21年)に建設されたもので、男爵松ヶ崎萬長氏がデザイン。3階小屋裏部屋を備えた洋風の建物で、ドイツ風の窓飾りが印象的だ。

 れに対し、同西那須野駅からバスで約30分、徒歩10分の野木神社境内にある「乃木希典那須野旧宅」=(電)同(36)1194=は純和風邸宅。乃木氏自ら設計。1992年(明25)から2年間、住んだという。こうした華族は広大な土地を利用して農場も設立。元内閣総理大臣の松方正義公爵が設立した千本松農場は「千本松牧場」=(電)同(36)1025=と名を変えたが、東京ドーム178個分の834ヘクタールもの放牧場と資料畑、平地林が往時の姿を今に伝えている。

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