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こだわり旬の旅

【北海道・道東】晴れた日なら…最東端の地・納沙布岬で“海の向こう”に思いをはせる

[ 2018年8月2日 18:48 ]

日本最東端の納沙布岬。晴れた日には美しい景観を見せる(JR北海道提供)
Photo By 提供写真

 根室では根室駅からバスで約40分、日本最東端の納沙布岬へ向かった。北緯43度23分07秒、東経145度49分01秒。日本で一番早く朝日を見ることができ、先端には1872年(明5)7月に設置された道内初の洋式灯台が建つ観光スポットだ。晴れていれば北方領土が眺められるというが、残念ながら海上はガスっていて、沖合3・7キロにある歯舞諸島の貝殻島に建設された貝殻島灯台が見えるだけ。近くには四島のかけ橋や希望の鐘、根室市北方領土資料館(入場無料)などがあり、複雑な思いが頭をよぎる。

 帰路は根室駅から徒歩約3分の食事と喫茶「ニューモンブラン」で名物エスカロップ(税込み840円)を味わった。バターライスの上に豚カツをのせデミグラスソースをかけた料理で、50年以上前に生まれたというせいか、昭和レトロの懐かしい味がした。問い合わせは根室市観光協会=(電)0153(24)3104。

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