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こだわり旬の旅

【九州・佐賀】海を眺めて鹿児島まで おれんじ食堂で楽しむ鉄人のフレンチ

[ 2018年7月4日 18:56 ]

九州の西海岸沿いを走るおれんじ食堂(JR九州提供)
Photo By 提供写真

 薩長土肥の一つ、薩摩藩のあった鹿児島県にも足を伸ばそうと、運行開始から5周年を迎えた観光列車「おれんじ食堂」(おれんじ鉄道)に乗った。九州新幹線に接続する新八代駅(熊本県)から川内(せんだい)駅(鹿児島県)までの海岸線(約166キロ)を走る人気列車で、あの「ななつ星」と同じ水戸岡鋭治氏がデザイン、沿線の旬の食材を使用した料理や飲み物を提供する“動くレストラン”だ。

 特に今年は“フレンチの鉄人”ことレストラン「ラ・ロシェル」オーナーシェフ坂井宏行氏が「スペシャルランチ」の料理を監修。鹿児島県産黒毛和牛バラ肉のシチューやタイの燻製、熊本ごぼうのクリームスープなど繊細かつ華やかなフルコースが、車窓を流れる東シナ海の美しい風景とよくマッチしていた。料金は2万1000円。ほかに出水―新八代駅間2便、川内―出水駅間1便あり。(電)0996(63)6861。

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