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こだわり旬の旅

【九州・佐賀】なぜここに?佐賀城本丸歴史館 最新アンドロイドがお出迎えのワケは…

[ 2018年7月4日 18:59 ]

館内では女性アンドロイド「地平アイコ」がお出迎え
Photo By スポニチ

 その他のテーマ館で見逃せないのが、幕末維新記念館から徒歩約7分の県立佐賀城本丸歴史館(入場無料)。鍋島直正が再建した佐賀城本丸御殿の一部を復元した、日本最大級の木造建築で、佐賀藩で輝いた「技」「人」「志」を貴重な資料や文化財で紹介している。

 戊辰戦争で活躍したといわれるアームストロング砲のレプリカが展示された御玄関を入ると、和服を着た女性アンドロイド「地平アイこ」がお出迎え。佐賀藩の精錬方だった田中久重創業の東芝製だそうでビックリしたが、もっと驚かされたのが「外御所院」と呼ばれる320畳の大広間。4つの部屋と廊下を合わせたもので、1838年(天保9)の本丸完成披露の際には1000人もの家臣が集合。現在はイベントなどに使われているというが、日本の最先端を行くエネルギーが生まれたと思わせるほど巨大な空間だ。(電)0952(41)7550。

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