こだわり旬の旅

【富士御箱】朝食は絶品卵かけご飯をどうぞ 農家のお母さんがおもてなし

[ 2018年6月2日 19:02 ]

「松の葉」の前に並んだ「ごてんば農家民宿村」のおかみさん女将さんたち
Photo By スポニチ

 富士山に魅了された後は、富士宮市に隣接する御殿場市に今年1月オープンした「ごてんば農家民宿村」へ向かった。3軒の農家が田舎体験ができる民宿として開業したもので、旅館、飲食店、商店などと一緒に地域全体を盛り上げようというのが狙い。1泊朝食付き7000円(税込)で、地場産品を使用した手作り朝ご飯が売りものだ。

 世界遺産センターから車で約45分。米粉を使ったパンやお菓子がおいしい「ねこふくろう」、軒下などでもごろ寝してのんびりできる「ごろり庵」、ご飯をかまどで炊いて出す「松の葉」が農道沿いに点在。中でも「松の葉」は本業のそば店を休業中というから、覚悟のほどがうかがえる。

 その「松の葉」で朝ご飯を特別に食べさせてもらった。一般家庭を思わせる食卓には水かけ菜のおひたしと煮びたし、ニジマスの甘露煮、黒イモの煮物、刺身こんにゃく、そして地元の生卵「さくら玉子」などが並んだ。かまどで炊いたご飯は富士山の湧水で育てた御殿場こしひかり。おひつで出されるのがいかにも農家民宿村らしい。

 お薦めの食べ方は“卵かけご飯”。生卵はカゴに盛られており食べ放題。生卵を割ってご飯に乗せ醤油をちょっぴりかけてほおばると、卵の甘さと米のふくよかさが口いっぱいに広がる。何杯でもおかわりできそうだ。

 本来は(1)朝ご飯は早起きして徒歩5分ほどの二子湧水まで歩き、汲んできた湧水でご飯を炊く(2)薪を割り、その薪を使って燻製作り(3)野菜の植え付けと収穫体験――という田舎体験が無料で楽しめる上、そば打ち教室や米粉のシフォンケーキ作りなどが有料で体験できる。相手してくれるのは各宿の“お母さん”。まさに故郷に帰ってきたような気分が味わえるスポットだ。

 ▽行かれる方へ 直接行く場合はJR御殿場線富士岡駅から徒歩12分。車は東名道御殿場ICから約10分。御殿場駅までは新宿駅から特急ロマンスカー「ふじさん」が運行。問い合わせは梅の屋旅館=(電)0550(87)0032、御殿場観光協会=(電)同(83)4770。

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