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こだわり旬の旅

【瀬戸内】江戸の面影残す御手洗町 坂本龍馬が訪れた住宅も

[ 2018年5月1日 13:04 ]

御手洗町の若胡子屋。遊女がいる茶屋では一番大きかったという
Photo By スポニチ

 竹原市同様、町並みに江戸中期から幕末の面影を残すのが、瀬戸内海中部に浮かぶ大崎下島の御手洗(みたらい)町。呉市街と安芸灘とびしま海道で結ばれ、JR呉駅からバスで約1時間半の距離にある。

 江戸時代、風待ち・潮待ちの港町として栄えた町で、大小の商家、茶屋、船宿、神社仏閣などが当時の姿そのままに並び独特の雰囲気。町全体が重要伝統的建造物群保存地域に選定されており、江戸時代に遊女のいる茶屋で一番大きかったという若胡子屋(わかえびすや)跡をはじめ、坂本龍馬や中岡慎太郎らが訪れたという金子邸、昭和初期のモダンな映画館を劇場として復元した乙女座など見どころはいっぱい。天満宮は菅原道真が境内の井戸で手を洗ったことから「御手洗」の名が付いたという貴重な場所だが、散策中入ったトイレにも「御手洗」の文字が。豊町観光協会=(電)0823(67)2278。

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