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こだわり旬の旅

【新潟・津南】杜氏の妻がプロデュース 味が気になる「セクシードライ」

[ 2018年3月5日 18:27 ]

発案したという「セクシードライ」の瓶を手に微笑む布美子さん。松之井酒造の代表酒も霞みそう?
Photo By スポニチ

 新潟といえば日本酒。というわけで、ニューグリーンピア津南から車で約30分の松之井酒造(十日町市)を訪ねた。初代古澤英保氏が分家して1894年(明27)に創業した酒蔵で、既に昨年末から新酒ができ始めている。

 杜氏の古澤裕さん(53)に工場を案内してもらったが、途中、衝撃的な?酒を見つけ足が止まった。その名も「セクシードライ」。踊り子のようなイラストに名前がプリントされ、とてもセクシー。聞けば古澤氏の妻・布美子さん(45)が発案したのだという。「女性が堂々と手に取れるお酒があればと思い、“オンナの辛口シリーズ”として昨年から販売を始めました。でも、名前とイラストのせいか男性に人気で」と布美子さん。現在は県内限定の発売だが「ボディコンシャスなお酒として展開していきたい」と意気込む。工場に在庫がないため試飲はできなかったが、代わりに売れ筋の「清酒松之井」、上級の「純米大吟醸松之井」、最高級の「純米大吟醸英保」などを試飲。県内1、2を争うという良質な軟水が上質でまろやかな味わいを醸し出していた。ニューグリーンピア津南では4月から工場見学を体験プランに導入予定。予約すれば個人でも工場見学できる。(電)025(768)2047。

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