こだわり旬の旅

【岩手】必見の中尊寺、毛越寺 「えさし藤原の郷」は「直虎」ロケ地

[ 2017年12月28日 17:59 ]

ひっそりとたたずむ中尊寺。中には金色色に輝く金色堂が
Photo By スポニチ

 岩手に来たらぜひ訪ねたいのが三代にわたり栄えた奥州藤原氏の史跡。「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として世界文化遺産に登録されており、見る価値は高い。

 まずはJR東北本線平泉駅から徒歩25分の中尊寺=(電)0191(46)2211=へ。850年(嘉祥3)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(えんにん)によって開かれた寺院で、12世紀初めに藤原氏初代清衡(きよひら)によって大規模な堂塔造営が行われた。その中で1124年(天治元)に上棟された金色堂は、堂の内外に金箔を押してある「皆金色」の阿弥陀堂。地下には三代3人の遺体を埋葬。4本の巻柱から須弥壇(しゅみだん=仏壇)、長押(なげし)にいたるまで金色に輝き、三代の栄華のほどがうかがえる。

 次は同駅から徒歩7分の毛越寺(もうつうじ)=(電)同2331。こちらも円仁が開山。二代基衡から三代秀衡の時代に多くの伽藍が造営された。往時は堂塔40、僧坊500で中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さだったというが、藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失。今は大泉が池を中心に浄土庭園と伽藍遺構が保存されているだけで、三代の存在の大きさを感じさせる。

 こうした藤原三代を築いた清衡の生誕地で、清衡が平泉に移るまで暮らしたという奥州市江差にあるのが、新幹線水沢江刺駅からタクシーで15分の歴史公園「えさし藤原の郷」(入場料800円)=(電)0197(35)7791。藤原氏の偉業を顕彰しながら東北の歴史文化を体感できるテーマパークで、約20ヘクタールの園内には時代考証に基づいた120棟以上の歴史的建造物を再現。「おんな城主直虎」など多くのNHK大河ドラマや映画などのロケ地としても活用されており、その跡に立つとタイムスリップしたような感じだ。

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