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餌とルアーで“ドラゴン”に挑む バリバスカップ2024東京湾タチウオ釣り大会

[ 2024年9月21日 05:30 ]

苦しみながらの1匹に山口さんはこの笑顔                               
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 「バリバスカップ2024東京湾タチウオ釣り大会」が16日、東京湾一帯を舞台に開催された。参加した179人は8隻に分乗。餌とルアーで“ドラゴン”に挑んだ参加者たちの活躍ぶりをお届けします。

 【目標サイズに及ばずも…】▼埼玉県所沢市山口真澄さん(45=パート)タチウオが大好きで単独参加。自己ベストは118センチ。「目標はドラゴン級の120センチ」だが、この日は及ばず。7年前から釣具店「キャスティング」東久留米店に勤務。今はレジ担当で「船釣り修業中です」とか。(川崎・中山丸)

 【子供たちに魚のおいしさを】▼東京都世田谷区大野弘さん(58=会社役員)タチウオにハマって週1ペースで釣行。冷蔵庫は魚だらけで、「こども食堂」への提供を考えていたら「良い方向に事が進みそう。魚離れの子供たちにおいしさを知ってもらいたくてね」。大物にはフラれたが、明るい表情が印象的だった。(横浜新山下・渡辺釣船店)

 【“大物一発狙い”で総合5位】▼東京都小金井市岸尚さん(62=公務員)126・5センチを仕留め総合5位。食い渋りの中、大物一発狙いで「餌を大きく付け、スローに誘う」策が的中した。この日は降雨の天気予報とあって出場をキャンセルするか悩んだが「来て良かったです!」。(東大井・いわた)

 【良型中心6匹“尾切れ”多く】▼千葉県市川市冨士原暁さん(53=会社員)2021年のバリバスカップ3位の実力者。船中唯一のルアー釣りで、良型中心に6匹をゲットしたが、なぜか“尾切れ”が多め。「尾先まであれば船別賞争いあたりは絡めたかも…」と残念そうだった。(南六郷・ミナミ)

 【昨年を上回って総合7位に】▼千葉県市川市石川岳人さん(39=会社員)昨年に続くバリバスカップ挑戦。前回の115センチを上回る121・4センチを釣り上げ、総合7位に食い込んだ。「誘いが大事なタチウオ釣りが好きで、年に10~15回は通っています」と話し、来年も出場する気満々だった。(浦安・吉久)

 【魚よりもカップ麺が当たる】▼東京都昭島市榛村(しんむら)宣哉さん(42=会社員)半端ないバリバスマニアで「釣りをするのはバリバス大会だけ。だって大会後の抽選会の賞品がいいから」。この日も自宅から1時間以上かけて参加。同じ当たりでも魚ではなく、くじとは…で、抽選結果はカップ麺1個。(葛西橋・第二泉水)

 【「不思議釣法」で100センチ級2匹】▼千葉県印西市飯田千尋さん(14=中学3年)父親の浩貴さん(42)と一緒に参加したが、ヒットが遠い。辛抱すること4時間半を過ぎたころ「あ、掛かってた」と不思議釣法で100センチ級を2匹ゲット。周囲から親子でいいですね?と言われ浩貴さんは相好を崩していた。 (深川・吉野屋21号船)

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