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似てる?!タコ釣りと婚活 広~く探ってモテモテ チャンスは逃せない

[ 2024年8月29日 05:30 ]

伝授されたコツを実践。“いい感じ”のマダコを釣り上げ大満足
Photo By スポニチ

 【富士村彩花のあやかりフィッシング】モデルで釣りガールの富士村彩花が、餌木で狙う東京湾のマダコに挑んだ。日照り好きのマダコだが、連日多くの釣り人に狙われお疲れ気味の様子。数を伸ばすため、船上で“ある秘策”を伝授され…。

 何を隠そう、独身である。

 仕事に趣味にと好きなことに没頭していたら、時はあっという間。親にせっつかれているわけでもなし、特段何か困ることもないが、たまにふと我に返ることも。

 さて、今回は東京湾のマダコ釣り。今年になって、ようやくマダコ釣りの面白さが分かってきたんですよ。

 東京・東大井の「いわた」では、夏シーズンのタコ船はこの日がラスト出船。最終日にもかかわらず、船は初心者からベテランまで満員御礼の人気ぶり。今回、中乗りとして同乗してくれた東京都品川区の広瀬義徳さん(56)は、マダコ歴20年の大ベテラン。乗船者用のお土産を釣りつつ、一人一人回って手厚く声をかけてくれる。「小さいアマガエルがぴょこぴょこ跳ねるようなイメージで誘ってみてね」

 今年はマダコが好調だったためか、既にだいぶ釣られてしまったみたい。なかなか当たりが出せずに苦戦している私に、こんなマル秘テクを教えてくれた。「足元はライバルだらけだからね、なるべくキャストして探ってみよう。手前に引いてくる時は真っすぐよりも、ジグザグに引いてきた方が広く探れるよ」。なるほど。

 いかに手広く探ってマダコと出合うことができるかが勝負!というわけだ。“タコ釣り”と“婚活”は似て非なるものなのかもしれない。好調な時季にだいぶ釣られてしまっているから足元だけじゃなく広く探れ、とな。活性の高い良いタコに出合えればいいんだけど。もしかして誘いが悪かったのかな?(笑い)

  新聞にこんなこと開けっ広げに書いていいのか微妙なところですが、そんなことを考えながら釣りをしていたら…グッとタコ餌木に伝わる重みが。しめしめ、婚活大成功。おりゃ~この一匹を逃さんゾ、とばかりにグイッと大きく合わせるとずっしりと良い感じのマダコが乗ってくれた。

 結局、トップが9匹と上々の釣果で納竿。この日の状況を広瀬さんに聞いてみると「この時季にしてはかなり釣れたね。何年かに1回、爆釣の年があるから、来年もたくさん釣れてくれたらいいね」とのこと。まだまだ小さいマダコもたくさんいる様子の東京湾。年末には正月マダコ船を出すようなので、立派な大ダコでお正月を迎えられそう。広~く探ったらモテモテになっちゃうかも!?

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、東大井・いわた=(電)03(3471)1322。出船は午前7時半、乗合料金は1万円。いわたでの再開は12月を予定。マダコ船は各地から出船中。

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)生まれ、北海道出身。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。
 

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