×

フライ試行錯誤で50センチ超バス×2 ゲーム感覚?いかに怒らせるか…

[ 2024年6月9日 08:00 ]

河口湖で2匹の50センチアップを仕留めることができた
Photo By スポニチ

 20年ぶりにブラックバス釣りを再開したのは4年前、そのきっかけをつくってくれたのが山梨県・河口湖のバスでした。コロナで遠征ができなかった年のことです。緊急事態宣言の県またぎ禁止が解除されたと同時に行った時、ブルーギルを狙って岸からフライで遊んでいたら、50センチオーバーが釣れました。それから昔の道具を引っ張り出し、いくつか最新型も買い足して現在に至ります。ルアーももちろんやりますが、フライででっかいのを釣ってみたいと試行錯誤することに楽しみを覚えています。バスボートに乗るという快楽も覚えました。

 今回はバスボートをチャーターしサイトフィッシングをしました。浅場に上がってきて定位するバスを見つけて釣るのです。ここにいそうだとフライを投げまくって探る釣りとは全く違います。用意したロッドは9フィート12番という硬さです。見える魚は近距離である上、食いつくのを見てアワセを入れるので、それなりのパワーがあることが重要です。

 マリーナを出港してすぐにバスを見つけました。早速、パワーポール(固定装置)を下ろしてボートを固定します。スレていないバスは、その射程範囲にフライを投げてアクションさせると一撃で食いついてきます。しかし、近年はサイトゲームをやる人が増えてきているので、フライが着水した瞬間に逃げてしまう魚もいるほどです。

 この魚もそうでした。用意した20センチの大型フライを投げましたがすぐに逃げてしまいました。ルアーなら30センチもあるジャイアントベイトを使うので、これでも小さいかもしれません。戻ってきたらまた投げる、あるいは、いた場所に投げ、戻ってきたらアクションさせて誘います。最初の魚は20分ほどでヒットしました。44センチでした。次に釣ったのは47センチでこっちは見つけてすぐに釣れました。

 そしてさらにエレキで岸際を見て回ると50センチ級を見つけました。観察しているとやや大きい、メスも一緒にいました。見えバスをいかに怒らせて釣るのか?魚の習性を理解した上でのゲームのような感覚でもあります。

 このバスはフライを3種類ぐらい替え、怒らせて釣ることに成功しました。何と52・5センチありました。サイトでの50オーバーは、非常に楽しいゲームだと思います。その後もう1匹やる気のある大物を見つけ、53・5センチというサイズアップを果たしました。
 ランチ後はさらなる大物を探しました。極端に大きい60センチ級もいくつか見つけましたが、すぐに逃げてどこかへ行ってしまうという個体が多く、ヒットはおろか投げることもできませんでした。

 この日は4匹の40センチ級と2匹の50センチオーバー。全て食いついた瞬間が見えたので、非常にエキサイティングなゲームでした。 (東京海洋大学元客員教授)

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る