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スリリング!ハエ根かわし44センチ尾長メジナ

[ 2024年5月22日 05:30 ]

赤島で44センチの尾長メジナを仕留め大満足
Photo By スポニチ

 【磯&堤防ガイド】天気が安定せず、なかなか竿を出す機会に恵まれなかったが、このほど静岡県南伊豆の沖磯へ渡礁。赤島でハエ根をかわすスリリングなやりとりで、44センチの尾長メジナを仕留めることができた。(スポニチAPC・恩田 誠)

 今年は雨風が強い日が多く、磯釣りを計画してもほとんど行けずじまい。5月下旬から筆者はアユ釣りがメインとなるため、その前になんとか良型メジナと出合いたかった。それが運良く南伊豆の伊浜の沖磯に渡れそうな天気になったため、釣友の鈴木靖明さん(63=会社員)を誘って出かけてみた。

 伊浜・宝洋丸にお願いして、メジナの魚影が濃い場所に渡してもらった。波勝崎の直下にある赤島は、陸地に近い場所ながら意外に潮通しが良いため、見た目以上に実績がある場所だ。

 ただし、先端部の好場所には、水深3メートルに根が張り出しているという欠点がある。メジナはその根際や沖めの潮通しの良い場所にいて、よくハリ掛かりをするのだが、取り込みの直前に根に走られて、ハリス切れとなってしまうことが多かった。

 今季は尾長メジナがよく出るのだが、地磯に多い口太メジナより数段動きが素早く、おまけに歯が鋭いのでやりとりにはあまり時間がかけられない。かといって、太めのハリスを用いたのでは警戒されてハリ掛かりしないのである。

 磯の裏側はハエ根がないので、少しだけ竿を出してみたが、タカノハ、アイゴのオンパレード。やはり沖向きの先端部に限るということで、再度チャレンジした。

 今度はなるべく沖めを狙い、そこで尾長を掛け、できるだけ素早く魚を浮かせ、ハエ根に入られないように取り込むという作戦だ。これが奏功してメジナを立て続けにゲットできたが、サイズは35センチ級ばかり。

 やはり良型はハエ根近くに潜んでいるようなので、再び手前側を狙った。潮が引き、根の状態がよく見えるようになると、ハエ根にはいくつか切れ目があることが分かった。その切れ目に誘導できれば根ズレは回避できる。それしか対策は考えられないので、その方法で勝負に出た。

 首尾よくその切れ目近くで当たりが出た。磯の最先端まで移動して、できるだけ糸を出さず、竿の弾力だけを使って獲物を浮かすようにした。その結果、ハエ根の切れ目に魚を誘導でき、無事に玉網に収められた。獲物は44センチの良型。いや、筆者にとっては大型と呼んでもいいサイズだった。

 ▼釣況&渡船 宝洋丸=(電)0558(67)0601。渡船料金は5000円で、出船時間は季節により異なるため要問い合わせ。

 ▼交通 国道136号を松崎から下田方向に進み、モンキーベイの先にある一町田交差点を右折し、道なりに進むと港に出る。 

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