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初体験で目標の大サバ40センチ 3匹掛けも!大満足~苫小牧東港~

[ 2022年7月29日 11:46 ]

40センチ大サバを上げたサバ釣り初体験の同行者
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】7月の声とともに真夏日が続き、猛暑となった道内。西積丹をはじめとする道央日本海の磯周りは、春のマメイカから夏のマイカへとシフトしている。苫小牧、室蘭港エリアからは近年人気の大サバの声も聞こえてきた。今回は「サバの横走り」と言われる強烈な引きを楽しむべく、苫小牧東港火力発電所前岸壁の通称「フェンス前」の釣り場へ。サバ釣り初体験の同行者とともに、夕まずめ狙いで強烈な横走りを楽しんだ。

 現地着は22日午後4時過ぎ。フェンス横の一帯にはサバ狙いと思われる先客が5組ほど。小サバはボツポツ程度で大サバの動きはないようだが、先客のクーラーには40センチ近い大サバが2匹。先客の納竿と入れ替わりでタックルをセットした。同7時過ぎの日没頃に上げ7分となる頃が狙い時間と決めて2本の竿を並べる。
 今回は3号の磯竿を使用し、ラインはナイロンの4号。サビキ仕掛けも4号ハリスの11号針と、40センチの大サバを抜き上げるセッティングだ。手まきのコマセ以外に、仕掛け上部にロケットカゴを付けてコマセを入れる釣り方も多いが、筆者の必釣パターンは「やや大型のステンカゴに冷凍の赤アミをカットして入れる」釣法だ。

 海中で少しずつ溶ける赤アミ効果と、手まきのコマセの組み合わせは冬場のニシン釣りでも効果絶大。スタートは10センチほどの小サバからだったが、ほどなく竿受けの上の竿が強烈に突っ込んで、まずは同行者に大サバの引きをじっくりと楽しんでもらう。小サバと大サバが交互に来るなか、3匹掛けのひと幕もあり盛り上がった。のんびりと夜釣りも考えたが小雨模様となり、日没までと決めてコマセ詰めのピッチを上げると、当たりのペースも上がり、型も大型中心に。片付けを始めた7時過ぎには目標の40センチの大サバも!同行者も満足の釣行となった。

 夜釣りでも楽しめる大サバ釣り。苫小牧側の漁港区でも同様の釣果が出ているとのことだった。(スポニチAPC・永井 良春) 

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