×

マダコ 2・2キロV ズシリ根掛かり級の重み仕留めた

[ 2022年7月21日 07:09 ]

参加者中、唯一の2キロ超を釣って優勝した黒川さん
Photo By スポニチ

 【マルキユーカップ2022「スポニチ東京湾マダコ釣り大会」】マルキユーカップ2022「スポニチ東京湾マダコ釣り大会」が18日、東京都大田区南六郷のミナミ、千葉県浦安市の吉久から出船した2隻で開催され吉久に乗船した千葉市の黒川良人さん(50=自営業)が2・20キロを釣り上げ総合優勝した。(笠原 然朗)

 マダコを寄せるマルキユーの誘引剤「ノリノリタコライダー スタンプ」の誘惑は抗し難いとみえる。神奈川県根岸湾内の岸壁沿いなどをポイントに選んだ2隻には次々とマダコが取り込まれていく。だが大型を選んで釣れないのがこの釣りだ。

 そんな中、大会終了2時間前の午前11時30分、黒川さんの竿にズシリとした重み。「根掛かりかと思いました」。餌木は「周りで釣れていた」黄色のものを2個付け。しっかり合わせを入れて巻き上げる。この1匹が優勝魚となった。

 餌木タコ歴は7年。誘いのコツは「叩いて少し止めて、タコが乗る間をつくる」。シーズン10回は釣行。これまでの最大は茨城県那珂湊沖で釣った3・5キロだとか。

 優勝の栄冠に「まぐれです」と謙遜。仕事は植木屋さんで、陸と海で日焼けした顔をほころばせていた。

 ▼マルキユーインストラクター・三石忍さん 数日来の豪雨の影響で、好調が続いていたマダコの乗りもひと休み。大物を選んで釣るのは難しいと思います。運が6~7割です。大型を釣った方で那珂湊沖の前回大会に参加された方もいて、その時は小型ばかりと言っていました。そこがタコ釣りの面白さでもありますね。(吉久に乗船)

 ◯…さいたま市の浅野法子さん(61=会社員)は、1・96キロを釣り上げ吉久の船別1位。「ここ1年は何を釣りに行っても結果に恵まれなかったけど、これでスランプ脱出です」。

 ◯…東京都板橋区の市東将さん(31=自営業)は、根掛かりで餌木を14個なくして、ロスト数ではミナミの船別1位。それでもマダコを2匹釣り上げ「餌木ダコは5回目。14個は新記録です」 。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る