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“感激”連覇 オオモンハタ&シイラ計1・85キロ

[ 2022年7月6日 07:18 ]

良型のオオモンハタを上げた前浜さん
Photo By スポニチ

 【VARIVAS】バリバスカップ2022「西伊豆SUPフィッシング大会」が3日、静岡県西伊豆町の宇久須クリスタルビーチ沖を舞台に開催された。参加した49人がルアーで釣った魚2匹の総重量を競った結果、茅ケ崎市の前浜英二さん(38=会社員)がオオモンハタとシイラの合計1・85キロで優勝した。(久世 明子)

 午前8時、参加者がパドルを使い一斉に海へ。鏡のように穏やかな水面に、さまざまな波紋が描かれた。

 そこからわずか1時間後、良型の魚をぶら下げて検量所に向かってくる参加者の姿があった。優勝した前浜さんだ。「ストリンガーでキープしていた魚を、サメに狙われそうになったので…1・5メートルはあった」と興奮気味。持ち込んだオオモンハタは900グラム。そして再び海へと戻っていった。

 検量受け付けは30センチ以上で、魚資源保護のため幼魚はリリースする規定。30センチ以下は数多く釣れても、なかなか良型に巡り会えずポイントを点々と変える人の姿も多かった。そんな中、良型のアカハタ2匹をそろえていたのが、茅ケ崎市の湯沢幸代さん(53=会社員)。SUPフィッシング歴9年の大ベテランで「今日はこれでおいしいご飯が食べられるのが魅力」とニッコリ。結果は500グラムと700グラムでレディース賞を獲得した。

 前浜さんはさらに950グラムのシイラを追加。水面を跳ねる姿を目撃し、4インチワームからミノーにチェンジしたのが奏功。2位を150グラム上回り頂点に輝いた。20年の同大会に続いての栄冠。V2に「まさか連覇できると思っていなかった。3連覇も狙っちゃいます」と日焼けした顔で喜びを爆発させた。

 ▼NPO法人SUPU(スタンドアップパドルユニオン)吉田太理事 新型コロナウイルス感染拡大で、密を避けられる釣り、アウトドアが人気になる中、SUPフィッシングを楽しむ人も増えています。好きな時に、好きな場所で狙える魅力がある一方、風向きが変わり戻れなくなるといったトラブルも起きています。簡単に見えますが絶対になめてはダメ。自然相手のレジャーなので、十分注意してください。

 ◇大会成績(2匹の総重量、同重量の場合は全長、単位キロ)(1)前浜英二(茅ケ崎市)1・85=シイラ0・95、オオモンハタ0・90(2)間浩丈(静岡市)1・70=シイラ1・0、0・70(3)伊藤岳城(朝霞市)1・70=オオモンハタ1・70

 ▼レディース賞 湯沢幸代(茅ケ崎市)1・20=アカハタ0・7、0・5(敬称略)

 ▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会
 ▽特別協賛
バリバス
 ▽協賛 エスビー食品、大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル拓DGS、ハイアールジャパンセールス、バイファール、ハヤブサ、マルキユー、宮島醤油、ルミカ、ヤマリア
▽共同運営 SUPU

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