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40センチ超マアジ&イサキの二重奏 フライと塩焼きで大満足

[ 2022年6月24日 07:03 ]

そしてイサキの3匹掛け
Photo By スポニチ

 【ヘビメタが釣る!】ヘビメタバンド「SEX MACHINEGUNS(セックス マシンガンズ)」のリーダーのAnchang(あんちゃん)による「ヘビメタが釣る!」。今回は千葉県勝山・庄幸丸でイサキとマアジのリレー釣り。おいしいの二重奏だ。

 今回のターゲットは、デカアジとイサキです。ウキウキで港に着くと、本紙で連載中の“釣り姉貴”こと石坂衣里さん登場!これはひょっとして、対決させられるのか?と思いましたが、僕が完全なビシ釣り初心者であったため、それは回避。道具も仕掛けも庄幸丸さんにフルレンタルしました。

 港を出て30分ほどでポイントに着き、コマセをカゴに詰め海へ投入した瞬間、庄司徳勝船長からの釣り方指導が入りました。そう、僕は完全なる初心者。竿の動かし方、タナの取り方、魚が掛かってから巻き上げの速度、追い食いのさせ方など、親切丁寧に教えてくれました。ちゃんと言うことを聞いていないと怒られますが。

 そんな船長指導のおかげで、アジは入れ食いです。しかもルアー釣りではめったにお目にかかれない尺超えばかり。40センチオーバーまで出ました。ただし水深70メートルで狙うので、電動リール必須。アジは口が弱いので、70メートル巻き上げる間も緊張は途切れません。

 これは楽しいし、うれしい。隣でやっている衣里さんの様子をうかがう余裕まで出てきました。と、その時、衣里さんの悲鳴が!竿が漫画のようにひん曲がっています。電動リールも悲鳴を上げています。船長も飛び出してきて「電動リールのスイッチを切って、手巻きでゆっくりあげて~」と言っておりました。

 そして数分後ゆっくりあがってきたのは、3・5キロのヒラメでした。おそらく食いついたアジを追いかけてきて食ったのだろうと思われます。凄い!衣里さんではなく、衣里様と呼ばせていただきます。

 次のポイントに船は移動し、イサキ狙いになりました。仕掛けだけをイサキ用に変更し、釣り開始です。と思ったらまたもや、船長指導が…基本的にはアジと同じような釣り方ですが、タナ取りが非常にシビアでした。20メートルジャスト!「10センチタナがずれても釣れないからね」その言葉を胸に丁寧に20メートルに合わせます。PEラインの色とにらめっこです。しかし、その言いつけをしっかり守るとバッチリ当たりが出ます。これがまた気持ちいい。 イサキおいしい。

 アジは食べ応えのあるアジフライに、イサキはホクホクの塩焼きになりました。ごちそうさまでした…いえ、ありがとうございました!

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝山・庄幸丸=(電)0470(55)3005。出船は午前5時。乗合料金1万2000円。

 ◇Anchang(あんちゃん)本名・安藤弘司。ヘビメタバンド「SEX MACHINEGUNS」のリーダーでボーカルとギターを担当。代表曲には故郷・愛媛の名産品を歌った「みかんのうた」などがある。無類の釣り好きで、釣り歴は40年以上。

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