×

クロゾイ51センチ、47センチ ベタ凪対策でまだまだいける日本海

[ 2022年6月24日 05:30 ]

51センチ、40センチクロゾイを手に筆者(14日)
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】日高方面が本格的に釣れだすには2週間早く、胆振方面のタカノハ釣りはサケ釣り並みに釣り人ラッシュだ。今回は、混雑を避け日本海のソイにチャレンジしてみた。

 14日、釣り場到着が午後11時半で夜明けまでの4時間勝負。風もなくベタ凪(なぎ)の、やたら明るい満月は、ソイ釣りには不向きな条件だ。オキアミだけならコマセネットから出ないだろうと、粉コマセを6割、オキアミ4割にし、竿3本を5回ほど餌なしコマセのみで空打ちした。7センチほどの硬質フロートにハリスを長めにし、100円ライターほどにカットしたカツオが完全に浮くように1本針コマセネット仕掛けで竿3本を打ち込み、日付が変わった午前0時からスタート。

 空打ちコマセ効果ですぐに当たりがあり良型ハチガラが釣れたが、打ちっ放しのまま10分も放置すると当たりは止まる。打ち返しを頻繁にしていると小型のハチガラが続き、多少だが海面がサワサワしだした同1時半、竿先が一気に刺さった!露頭岩越しに打った竿なので20メートルほど左にずれて岩をかわし、一番抜きやすい元の釣座に戻り、8メートル下の海面からクレーン釣りで上げた魚は51センチクロゾイだ。

 その後、40センチ、35センチと続き、薄明るくなる頃に40センチアブラコを追加。ハチガラは10匹のうち型物3匹キープし、ホッケの当たりが出始めた日の出とともに竿を畳んだ。15日夜も同じベタ凪で苦戦したが、クロゾイ47センチをゲットできた。

 本来6月半ばであればホッケは沖に去り、アブラコやカジカもいない。今季はまだクロゾイが上がり、ホッケもまだいる。特筆すべきは、佐藤渥さんが港内で日没待ちの夕方にクロガシラ狙いの竿でゲットした40センチ弱のマガレイだ!次回はイソメも持参し、ベタ凪対策を克服すればまだまだいける日本海だろう。(苫小牧市・小坂 誠二)
 

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る