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アユ釣り解禁! 和歌山では良型連発79匹で好発進

[ 2022年5月25日 05:30 ]

好釣果に大満足
Photo By スポニチ

 アユ釣りファン待望の友釣り解禁が全国各地で幕開け。さっそく早期解禁の和歌山県・有田川と日高川へ5月1、2日に釣行。冷たい雨が降る中でのスタートとなったが、12~19センチの若アユ79匹をゲット。友釣り独特の強烈な追いを感じながら好発進となった。西日本各地の最新情報を交じえ今シーズンの友釣り展望を紹介する。 (スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 初日は午前6時に粟生地区に着くと、好ポイントには早くも多くの釣り人の姿があった。そこで下流のザラ瀬の瀬肩に立つことにした。水量は15センチ高で、水温は13度と低い。トロ瀬で野アユを確保しようとオトリを送り出したが上がってきたのは20センチほどのウグイ。

 これはポイントが違うと感じ下流のザラ瀬にオトリアユを沈めた。するとすぐに強烈なアタリでヒット。17センチの真っ黄色に輝く美アユが空中を舞いながらタモに納まってきた。思わず美しさに見入ってしまうほどだった。

 入れ掛かりを予感しながらを同様のポイントにオトリを導くと同サイズが次々と追ってきた。膝ほどの水深で、白泡の立つ水通しの良いポイントに沈む茶褐色に輝く大きめの石に狙いを定めて導くと、素直に良型がヒットしてきた。型が落ちて白色アユになると移動して数を伸ばしていったが、周りに釣り人が集まってきた。

 これは場所ムラのある解禁日の定めと諦めて下流の榎瀬橋上手の瀬に移動。強い流れにオモリを使用しオトリアユを止めて待つとすぐにガツンときた。この日最大の19センチ、盛期を思わせる良型がタモに飛んできた。その後夕方までに13~19センチを52匹の釣果。

 翌朝は、鮎匠会の出口好比古氏の案内で増水した日高川本流を避けて支流の寒川(そうかわ)に入川。午前中は水温が11度と日陰では震える寒さで竿が出せない。

 昼前にようやく左岸の茶褐色に輝く石の中に魚影が認められるようになってきたので竿を出すと、スゥーと下流に流れるようなアタリ。13センチ程度だが黄色を帯びたチビアユ。数匹を追加して、上流の岩盤の瀬に移動。

 この周辺の岩盤には多くのアユが苔(こけ)をはんでいた。透明度の高いポイントで、追い気の高そうな大きめの野アユの居場所にオトリを導きながら見釣りで数を伸ばし、5時半までに12~18センチを27匹。左岸上流の岩盤狙いに徹した出口氏も、同サイズを25匹の釣果だった。

 今回はあまりの寒さでハナカンも通せないほど手先がかじかむ状況だったが、水温の上昇とともに良型が強烈に追ってきた。美アユとの再会に至福の時を過ごした。


《西日本各河川の展望 天然遡上アユは、日本海側が好調》
 今シーズンも各河川では天然遡(そ)上アユが姿を見せ、漁協による放流も順調に行われている。気候面からは、冬場の大雪に見舞われた地域があり、雪代の流入による低水温で遡上が阻害される河川もみられる。四国地方などでは冬場の雨不足で超渇水状態となり遡上に影響を及ぼしている感もある。

 今年の海産天然遡上アユは日本海側が比較的に好調といえる。太平洋側でも絶好調な河川もあるが、平年並みからやや低調。瀬戸内側の河川は今も低調なのは心配される。琵琶湖産は、例年にない過密な生息数のため小ぶり。

 全体的に寒暖差が激しくていまだ寒さが残る気候状況と減水気味だった河川水量の影響で遡上が遅れ成育できていない状況もある。

 各漁協の解禁情報は別表通りだが、好調な海産天然遡上河川は、太平洋側では前出の和歌山県・有田川や日高川のほか、高知県の四万十川が例年にない高遡上で、仁淀川でも好調といえる。飛騨川水系では、上流の郡上漁協管内への遡上が遅れ気味ではあるものの、苔をはむ姿が見えているので解禁から期待できる。

 日本海側では、鳥取県・日野川が9年ぶりの絶好調だ。そして福井県の九頭竜川や富山県・神通川が数と型ともにそろいそうだ。

 琵琶湖に直結する安曇川・広瀬漁協管内は、天然遡上の低調さに対応するため放流魚を増やすことで、今年も解禁から安定感十分。また、最近話題のダム湖産の強烈な追いが楽しめる三重県・名張川の長瀬太郎生川漁協管内も注目したい。

 放流河川では、キャンプ場からすぐに竿出しができて、放流量も多い滋賀県・愛知川上流。大アユ狙いでは高知県・吉野川上流の嶺北漁協を薦める。このほか、愛媛県・面河川は清流の美アユが入れ掛かりとなる。京都府・上桂川、岡山県・加茂川水系加茂郷漁協管内、三重県・宮川上流、岐阜県・馬瀬川上流でも数釣りが楽しめるだろう。

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