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大判振る舞い ヒラメ8キロ超!! 初挑戦で即2キロ級!!粘って大物4・8キロ

[ 2022年5月23日 07:08 ]

6・1キロの特大を釣り上げた畠山さん
Photo By スポニチ

 【ガイド】現在、マダイが乗っ込み中の新潟県沖。夜になれば夜はマアジ餌で5キロ超の大判ヒラメが釣れる。直江津・えびすや釣具店の謙信丸に乗り込み、龍宮城の海で竿を出した。(スポニチAPC 菅野 順也)

 「例年より早かった昨年と比べると、スロースタートでしたが、5月に入ってからは数が伸びてきましたよ。昨年が特別でしたね」と餌のマアジを船に積んだ兼玉武雄船長が話す。

 早朝出船のマダイ船から続けての乗船だ。午後5時に出船した謙信丸は、航程20分で水深22メートルのポイントに到着した。海底は砂地で、乗っ込みヒラメの通り道だ。

 「明るいうちは底から1メートルほど上のタナ、暗くなったら魚が浮くので底から5メートルほどに設定してください。当たりタナはその日によって変わるので、各自で探ってみてください。さあどうぞ」と兼玉船長よりゴーサイン。 職場の釣り仲間4人で釣行の桐生市・下山克宏さん(43=会社員)はヒラメ釣りに初挑戦。

 「親バリは鼻の穴、孫バリは腹ヒレの付け根の硬いとこ。そう習って落としたらすぐに釣れて驚きです」と、兼玉船長のレクチャー中の、なんと開始1分で2キロ級を釣り上げてしまった。

 その後、船に明かりが点灯するとイワシなどの小魚が集まり、船の近くを周回。それを追うヒラメも寄ってきた。ヒラメ釣りは3回目の、板橋区・畠山歩さん(42)は「今までで一番大きなヒラメが釣れました。待っていたら突然竿が曲がったので驚きです」と、6・1キロの大判浮上で船上が沸いた。

 朝のマダイ釣りから連続で乗船の、長野市・小林昭夫さん(52=建設業)は「ハリ掛かりするまでの駆け引きは、他の魚にはない魅力ですね。刺し身のうまさも最高です」と3匹の良型をそろえた。

 開始直後に本命を釣った下山さんと同行の前橋市・桑原秀行さん(66=会社員)は「私も初挑戦です、もうダメかと思っていたのでうれしさは格別ですね。諦めずに粘ったかいがあります」と、初ヒラメ4・8キロの大物を終了間際にキャッチ。当日の船内では8・1キロの特大も登場。直江津沖らしい大判がそろった。

 ◯…泳いでいるマアジが誘いになるので、この釣りでの釣り人が釣果を得るコツはタナ選びだ。5メートルの設定で当たりがなかったので、1メートル下げるとすぐに「ガツン」と私の仕掛けに食ってきた。間合いを詰めて巻き上げるとしっかりハリが掛かり、2・7キロを釣ることができた。私の“ヒラメき”が的中したタナは4メートルだった。

 ▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「がま船 シーファング ヒラメMH―270」、仕掛け=幹糸はヤマトヨ「フロロハリス」8号、ハリスは同6号、ハリ=がまかつ「親がまチヌ」7号、「孫がま泳がせヒラメ」6号。

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