×

天然遡上が待っている!! 関東・東海地区6・1本格解禁

[ 2022年5月16日 07:07 ]

昨年、道志川下流のこ此の間・大河原地区で好釣果を得た筆者
Photo By スポニチ

 【2022アユ】アユ釣りの季節がやってくる。放流、遡上(そじょう)の状況など6月1日に本格解禁する関東・東海地区の人気河川の情報をお届けします。(スポニチAPC・諏訪本 修三)

 ◎相模川・中津川(神奈川県)

 ここ数年で一番と言えるくらいに天然遡上が多い!加えて放流も順調に進み、解禁待ちの状態である。

 初期は型がそろった放流アユが主体に釣れるだろう。相模川なら高田橋上・下流、上大島キャンプ場前後が狙い目。中津川なら角田大橋や田代運動公園前後で釣果が期待できる。

 天然遡上が多い年はシーズンも長く楽しめる。

 ◎酒匂川(同)

 ここ数年にないほど天然遡上が多い。

 こういう年は下流部から上流部まで長いエリア内で初期から釣果も安定しそう。

 釣れるアユの型は大・小交じりとなる。天然遡上アユが型も良くなり、追い出すのは盛期の7月に入ってから。それまではほどよく成育した放流アユ主体の釣果となる。

 漁協でも解禁後の成魚アユ放流も通常通り計画中。禁漁の10月中旬までたっぷりアユ釣りができそうだ。

 ◎道志川 此ノ間・大川原地区(同)

 道志川の下流部の此ノ間・大川原地区。人気の釣り場の流程は短いが放流量も多く地元では人気のエリアで香ばしいアユが釣れる。初期は水温が低く、他の相模川水系と比較すると成育がやや遅れオープニング時は、大きくても16センチほどのアユが例年釣れ、6月後半から本領を発揮する釣り場だ。

 ◎桂川(山梨県)

 稚魚の放流、成育も順調、冷水病もなく今年もファンを引き付けそうである。水位も例年より安定している。例年、解禁時には18センチ前後のアユが釣れており今年も同サイズが期待できる。

 本流も人気があるがフラットな流れで、足場の良い支流の鶴川、葛野川、笹子川も人気の釣り場。本流に比較するとエリアも小さくアユの型もやや小さいが数釣りも可能で女性や高齢者などにもうってつけの釣り場だ。

 漁協では解禁後の成魚アユの放流も昨年より増加して3000キロを予定している。

 ◎稲生沢川・仁科川(静岡県)

 両河川とも天然遡上は2月下旬に始まった。例年よりは型は良く、漁協の話ではすでに上流部まで達した、とのこと。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る