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真鶴半島はメジナ天国 筆者の連敗9でストップ

[ 2022年5月10日 07:14 ]

連敗中の筆者に中型メジナが入れ掛かり      
Photo By スポニチ

 【磯&堤防ガイド】今春のメジナ釣りは例年になく大苦戦。だが、神奈川県真鶴半島の磯だけはメジナ天国で、中型ながら入れ掛かりが堪能できた。(スポニチAPC 恩田 誠)

 真鶴の磯というと急な崖を下りて釣り場に到達というイメージがあるが、「道無(みちなし)の磯」は例外的に楽ちん。駐車場から緩い傾斜の車道を進めば海岸に出て、あとはゴロタ石場を少し歩くだけ。

 石切り場だったからか地すべりのためか、岩場の陸側にゴロタ石や岩盤があって、海岸線にだけ岩場が存在するという特異な形状をしている。浸食のために岩場はかなり変形しているが、竿が出しやすい場所がいくらでも東西方向に並んでいる。

 案内してくれた伊勢原市の中島秀吉さん(57=自営業)はここの常連で、この数年、他のどこよりもメジナの釣果は安定しているそうだ。ただし、南向きの釣り場のためにウネリには弱いので、竿が出せる日が限られるのが難点とのこと。

 今春は三浦や伊豆半島では低水温のためにメジナ釣りでは大苦戦が続いたが、なぜかここだけにはいつもメジナがたくさんいて、25~35センチの中型が尾長交じりで釣れ続けたそうだ。

 今季は例年以上に三浦、東伊豆、西伊豆の磯や堤防で竿を出したが、なんとメジナに関しては9連敗。中島さんは「ここなら確実に顔が見られますよ」というのだが、疫病神に取りつかれた私は、いささか不安な気持ちで仕掛けを投じた。

 すると、1投目で30センチ弱のメジナがヒット。それからも、尾長交じりで中型メジナが次々と顔を出した。

 水温が上がってくると厄介なのが小サバの群れ。この磯にも寄り着いてしまっていたが、メジナの群れも水面近くに上がってくるので、コマセをまく場所とタイミングをずらせばメジナの当たりを取ることは可能だった。

 仕掛けは別図の通り。ヨリモドシは用いず、道糸とハリスを直結する。これによってウキ下は自在に変えられる。

 ゴム管は視認性の高いものを使用し、ヨウジで止める。メジナが湧いてタナが極端に浅くなる場合は、このゴム管の動きで当たりを取る。場合によっては、ハリから1メートル以内のところにゴム管を移動する。この場合、ウキもハリス側に移動し、やはりヨウジで固定する。

 水温がさらに上昇するこれからはメジナ、小サバだけでなく、いろいろな小魚が集結する。メジナ狙いには少し厳しくなるが、浅ダナ釣法で攻めれば数釣りは十分に可能だ。また、良型は夕マズメ時に姿を見せるので、ゆっくり午後から出掛けるというのも良いだろう。

 ▼釣況・餌 小田原マリンターミナル=(電)0465(29)0239。

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