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めでタイ大物連発 来たぞクロ乗っ込みシーズン 水温も高く絶好のポイント!!

[ 2022年5月4日 07:09 ]

大型クロダイを連続して釣り上げた大山さん
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】クロダイ釣りのシーズンが到来。このほど秋田港の奥まった場所で狙い、大物が連発した。(スポニチAPC・小林 純平)

 釣り場の港内堤防は、海水温が比較的に高く、早期からクロダイの釣果が見られる絶好のポイントである。しかし好調とはいえ、これまで、数回挑んだ筆者には冷たい釣り場であった。

 この日も早朝から竿を出したが、霜の降りる厳しい冷え込みで海水は手を入れることができない。

 水深は約1・5メートル、タナは2メートル以上のはわせ釣り。しかし1時間経過した頃、それまでまったく反応がなかった仕掛けに待望の当たりがきた。

 大きく合わせたが、いきなりロッドが湾曲するほど重い引き。だがクロダイとは明らかに違う走りを見せた。相手はやっかいなボラの大物だ。右へ左へと走り回り、タモに入れるのはなかなか難しい。

 ようやく取り込んだのは60センチに迫る超大物のボラだった。釣り場周辺はボラの巣と呼ぶ釣り人もいる。

 こちらが厳しい釣りを強いられている時に、遅れて釣り場に入った秋田市の大山健児さん(39=会社員)が、仕掛けの投入、3投目でいきなりクロダイをヒットさせた。浅場だから相手は走り回りなかなか浮かない。相当の大物か?とうとうタモに入った本命は46センチのビッグサイズ。 大山さんの驚きはこれで終わらなかった。

 10分もたたずに再び強烈な当たり。これも40センチオーバーのクロダイだったが、そのあとも2匹追加。1時間足らずで計4匹のクロダイをゲットしたのである。筆者とは、10メートルも離れていないのに違う海のようだった。

 クロダイの乗っ込みシーズンを迎えている秋田の海。楽しみはこれからだ。

 ▼大山健児さんの使用餌 コマセはマルキユー「チヌパワーVSP」、「白チヌ」、オキアミ3キロ。食わせ餌は 同「くわせオキアミスーパーハードL」、「食い渋りイエロー」

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