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「ナギサ」で日本新 ブラウん67センチ!1投目でアタリ 芦ノ湖

[ 2022年4月10日 07:10 ]

筆者は日本新記録となったブラウンを釣り上げた
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】有名な観光地でもある神奈川・芦ノ湖は近年野生化した大型マスが数多く棲息することで知られています。芦ノ湖通いの友人から、「もうそろそろだよ」と聞いたのは3月下旬でした。ボートを予約した日は春の嵐の予報でしたが「当日朝になってみないと分からない」と言うので、とりあえずゆっくり出発で行きました。

 芦ノ湖畔に出ると風がやや強く吹いていました。私たちは有名ポイントを目指しました。予報に反して風が落ち着いてきたので、どこでも自由に攻められました。

 魚探を入れて水深5メートルぐらいの場所にアンカーを下ろし岸に向かってワカサギミノーを投げるとなんと1投目でヒットしました。40センチぐらいのヒレピンのニジマスです。

 朝の爆風も手伝って良い状況になっているのでしょうか?それをリリースすると同乗者の友人がフライでヒット。これは同じサイズのヒレピンブラウンでした。

 「幸先いいね」と、探り続けましたが当たりがないのでちょっと移動しました。するとまた1投目でヒット。今度はなかなかの大物です。

 ラバーネットに収まったのは61センチという見事なメスのブラウンでした。初釣行でこのサイズはたまりません。

 そのブラウンはワカサギを20匹ほど吐き出しました。これをリリースした後、友人がフライを投げると巨大なブラウンが水面まで追ってきた、と興奮しています。

 そこで私はルアーチェンジ。トップウォーターのミノー「ナギサ」をキャスト。すると水面にしぶきが上がり、ロッドがギューンとしなりました。

 「トップで出るじゃん!」と喜んだのもつかの間、すぐに外れてしまいました。何が原因だったのでしょうか?2ポンドラインのドラグセットではブラウンの硬い口に刺さらないこともあるかもしれません。

 ならば今度はと「ナノスムースコート」のフックに替えたものを投げることにしました。何度か場所移動し、アンカーを下ろして1投目、ドバッと音が聞こえるほどの水しぶきで「ナギサ」が消えました。合わせを3、4回入れたでしょうか。今度は無事フィッシュオン。しかも先ほどのより大きそうです。浅場でドタバタ暴れた後、深みに潜りましたが、ボートからなので安心です。途中、コイのように頭を振らず、重いだけの引きに変わりましたがゆっくり浮かせてくるとまたも反撃の引きが来て、船べりでの攻防が続きました。

 最初に1匹大型を釣っていたので落ちついてファイトできたのだろうと思いますが、「これデカいぜ」と落ち着いて言いながらネットイン。顎がしゃくれた年越しのオスのブラウンでした。なんと私の芦ノ湖記録を更新する67センチでした。岸に上がって重さも測ってからリリース。4キロもありました。(東京海洋大学客員教授)

 ◯…自己記録を更新した67センチ、4キロのブラウン。先日行われたジャパンゲームフィッシュ協会の審査委員会で公認され、2ポンドクラス日本記録に認定されるという素敵なボーナスもつきました。

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