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春の陽気で大物到来 40センチ赤ホッケ

[ 2022年4月6日 07:15 ]

珍しい赤ホッケを釣り上げた堀さん
Photo By スポニチ

 【磯リポート】秋田県男鹿半島の海にも春が来た。季節魚のホッケが回遊。このほど地磯から狙った。脂が乗った大物の貴重な赤ホッケをゲットすることができた。(スポニチAPC・小林 純平)

 今シーズンの男鹿半島のホッケは、釣り場によって釣果なしの日も多かったが、春の陽気に誘われて大物が姿を見せている。

 釣り場は、筆者が男鹿磯で最も好きな、椿漁港近くの館山崎地磯。好天の週末ということもあり、釣り人が数十人並んでいる。

 ホッケ釣りは、サビキ仕掛けで狙う人もいるが、筆者はクロダイ仕掛けと全く同じである。

 磯竿1号53に、3号ライン、ハリスは1・75号、ウキは5B円錐(えんすい)。まき餌もクロダイ用でマルキユー「チヌパワー」を主体にオキアミ1キロを混ぜ合わせ、まとまりを重視して遠投にも適応できるように仕上げた。

 タナは、底近くの6メートルぐらいに設定。付け餌は、同「くわせオキアミ食い込みイエロー」で釣りスタート。数回投入したが、下り潮の流れが少し速く、仕掛けのなじみが遅くなり、ポイントの絞り込みが難しい。必要以上に流すと隣の釣り人のエリアに入ってしまうので要注意である。

 釣り始めて2時間ほどたったが、ホッケの食いは悪く、全く当たりが出ない。時々、小さな当たりがあるものはフグのようだが、ハリは取られることはない。情報では、昼すぎからホッケが食い始めるということだったが。

 午後に入って潮が止まりかけたころにようやく筆者に30センチのホッケが釣れた。その後は、「ローソクホッケ」と呼ばれている20センチ前後を数匹ゲットした。どうやら小さな群れが回遊してきたようだ。

 しばらくして同行した秋田市の堀一さん(49=会社員)のロッドが、大きく曲がり、1号のチヌ竿が折れんばかり。慎重に取り込んのは超大物のホッケ。サイズは40センチちょうど。しかも脂がたっぷり乗った最近では珍しくなった赤ホッケである。

 その後、30センチ前後が順調に釣れ大物は3匹ゲットした。男鹿の磯、釣り場によっては入れ食いのポイントもあるが、これからは漁港内でも狙えるようになる。

 ▼釣況 男鹿市・つりショップ海風=(電)0185(47)7879。

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 ▽問い合わせ スポーツニッポン新聞社事業部=(電)03(3820)0651、スポーツニッポン新聞社文化社会部=(電)03(3820)0624。

 ▽主催
 スポーツニッポン新聞社
 東日本釣宿連合会
 ▽特別協賛
 バリバス
 ▽協賛
エスビー食品、大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、テーオー食品、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、マルサンアイ、ルミカ、ヤマリア

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