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コマセは多めに準備を 漁港内ではカレイ類にも有効~積丹東海岸~

[ 2022年4月1日 05:30 ]

良型クロガシラと筆者
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】今季も道央日本海は、ホッケは絶好調、カレイ類も順調に上昇してきており、最盛期を前に各釣場は大にぎわいの状況が続いている。特に好調なのが積丹方面。今回はその積丹の東海岸へ向かってみた。

 3月26日午後2時。まずは様子見でホッケの大漁が続いている余市漁港へ。大勢の釣り人がいて、相変わらずサビキ釣りでホッケが好調に釣れていた。カレイ類は、数は少ないが見えてきており今後期待できそうだ。次に古平漁港へ。ここも多くの釣り人がいて、カレイ類は少ないようだがホッケがポツポツ釣れている。

 夕方から雨が降りだす予報だったので、車横付けで竿が出せるポイントを探して開始した。ネット仕掛けに餌は塩イソメ、コマセは赤アミ。1投目からいきなりクロガシラの42センチがヒットし、38センチ、32センチも続き好調スタート。コマセを頻繁に打ち返しているとホッケも寄りだした。食いが渋くローペースながら、雨が強く降りだした午後7時までに34~40センチが35匹、クロガシラは3匹のままだった。

 仮眠し雨がやんだ翌27日午前4時に再開。薄暗いうちの小型のガヤに悩まされる嫌な展開は夜明けとともに落ち着いたが、カレイもホッケも反応なし。諦めずにコマセを打ち返していると、同7時ごろからホッケが当たりだした。前日よりも食いが渋いため、仕掛けの針を丸セイゴ12号と小さくし、オモリも15号と軽くする。すると何とか針掛かりするようになった。クロガシラの41センチ、32センチも追加。珍しい30センチのミズクサガレイもヒットし、昼すぎまでにホッケは20匹。まずまずの内容で終了した。

 港内の様子を見て回ると、釣れている人と釣れていない人の差が激しい状況だ。ポイントの差ではなく、コマセの量の差のようだ。ホッケには絶対的に必要なコマセだが、特に漁港内ではカレイ類にも有効なのでコマセは多めに準備した方がいいようだ。(札幌市・佐藤 貢)

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