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春告げるメバル 疑似餌で「誘わないで待つ…」全集中しで連発!桜前線とともに上昇中だ~ 神戸市・仙正丸

[ 2022年3月16日 05:30 ]

筆者にも悪戦苦闘の末、メバルがダブルでヒット
Photo By 提供写真

 3月の初旬、釣友と誘い合わせ兵庫県神戸市・須磨の仙正丸(スポニチ指定店)へ疑似餌でのメバル釣りに出かけた。微風に柔らかい日差しとまさに「メバル日和」に気分上々での出船。だが海中の“彼女”はご機嫌斜め。それでも長い仕掛けに慣れ始めた終盤にようやく調子が出て7匹を取り込み、煮付け分は確保できた。快釣とはいかなかったが桜前線とともに、春を告げるメバルはこれからが本番だ。(鱗匠会・平井 忠)

 午前5時30分、潮の動き始めに狙いすました船長、西のポイントを目指して須磨浦の桟橋を離れる。暗いうちに型のよい魚を狙うのか?船中で買い求めた仕掛けは全長5メートルある魚皮片付き疑似針で8本針。私の持ち込み竿3メートルだと慎重に扱わないとトラブルが増えそう。
 隣り合わせた大阪府豊中市の福島正樹さんが薄暮の好時合いに20センチオーバーをぽつぽつ取り込む。釣り方を盗み見ながらまねる。彼が仕掛けを投じたら私も仕掛けを下ろし、底に着いたらハンドルを2回転、オモリを底から1メートル切って…、彼の竿先の上下や誘いをまねて発見!底との距離をたまに確認する程度で竿先の上下がほとんどない。

 誘わないのね?「メバルに疑似餌を見つけてもらうつもりでいい」と釣友。両隣は良型を取り込んでいるのに私には魚信がない…。その時、オモリを着底させた瞬間、ブルブルッと竿先が震えた。小さめだがようやくメバルと対面。

 船は魚探を頼りに潮上に小さくポイント移動を繰り返すも釣果が上がらず、再び東の須磨沖に移動、そのあと淡路島の東海岸沿いに魚を拾いながら移動を繰り返す。大潮を意識し、潮流の緩みと過去の実績を加味、また両舷の乗船者の釣れ具合も見届ける船長の技術と努力はさすがにプロだ。

 この時点でメバル2匹だった私に午前11時前にヒット。重い!ゆっくり巻き上げてみるとダブル。気をよくして水中を漂う疑似餌をイメージしながら立ったまま竿先に全集中していると魚信が出るようになって3匹追加できた。

 帰港の途中に福島さんに話をうかがうと、「今日は渋かった、仕掛けも4枚替えたけれど結局は早朝に使ったものがよかった」。4枚も交換?「疑似片のサイズや色とかタイプを変えて1日4枚くらいは使います」とのこと。

 そうか、私の仕掛けは根掛かりなどで最後は6本針になっており、出船時に買った1枚で納竿まで過ごした横着者の自分がはずかしい。

 疑似片もくちゃくちゃになったり丸まったり、ハリスにクセも付けば透明度も落ちる。疑似片を真っすぐ伸ばす、幹糸にハリスが絡んでいたらほぐすことは当たり前。この次は1日2枚は絶対に使おう。問い合わせは仙正丸(電)090(8651)4536へ。

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