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アマダイ&カワハギ豪華リレー オニカサゴにトラギスも!東京湾もう“花盛り”

[ 2022年3月5日 07:18 ]

良型のオニカサゴも
Photo By スポニチ

 【金澤美穂の釣美女主義】年間200日以上釣行する釣りガール、金澤美穂が乗り込んだのは南六郷・ミナミ。東京湾の魚を楽しみ尽くすリレー釣りに挑戦だ。

 今回はカワハギ~アマダイのリレー船。私の大好きな2魚種なので両方狙えるなんてうれしい。

 出船前にはその日の流れと釣り方も教えてくれるので、初心者の方にも安心です。

 名物船長の安達任伯さんの楽しい落語のようなアナウンスとともに午前7時半に出船。まずはカワハギから狙ってアマダイへと移ります。最近はカワハギのポイントで1キロ前後のスミイカも釣れているので、狙いたい人はご自由にどうぞとのこと。

 「あれもこれもやってると両方釣れないってこともあるからね」と船長のアドバイス。

 アマダイのポイントではトラギスなどの餌取りも多く、餌持ちの良い切り身餌も用意してあってカサゴ系などの五目釣りも可。ただアマダイは掛けづらいようです。

 まずは朝イチに竹岡沖でカワハギ狙い。でも当たりが出ず後半へ回すことになり、15分ほど走りアマダイ狙いで久里浜沖へ移動。アマダイのポイントとしては浅めの水深50メートル前後で開始。するとすぐに竿が引き込まれるような当たりに独特な引き。上がってきたのは45センチのまるまると太ったアマダイでした。

 次に水深65~70メートルに移動。流れが少し速かったのと、小さい餌取りが多かったので仕掛けを全長3メートル3本バリに変更しました。すると立て続けに本命を3匹ゲットできた上、ゲストには良いサイズのオニカサゴ2匹にトラギスも釣れました。

 最後の1時間は毘沙門沖のカワハギのポイントへ。底まで仕掛けを落としたら上下にフワフワユラユラ誘っていると魚の気配が。たまにピタッと止めてみると餌が取られてる気がしたので確認すると、やはり餌がなくカワハギの仕業だと確信。再び上下にフワフワユラユラさせて気配を感じたらオモリを底につけてゼロテンションに。

 当たりが小さく掛かりが悪いので少したるませ、ゆっくり道糸を張っていき、合わせを入れるとハリ掛かりしました。強い引きでやる気のある白いカワハギでしたが、これ以降は釣ることができず1キャッチ2バラシ。

 カワハギは終盤ですがまだ楽しめそうな気配を感じました。

 ◯…暖かくなってきたと油断していると、まだ体の芯まで冷えるような気温の日もある難しい季節。釣りが終わってからゆっくりとお風呂に入って温まるのがとっても好きです。お風呂の入り方で美容効果を得られるのはご存じでしょうか?温度は38~40度の少しぬるめのお湯。体の芯まで温まる前にのぼせるのを防ぐとともに、必要な皮脂まで落とさないようにです。そして入浴前に水を1杯飲むのも大事です。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、南六郷・ミナミ=(電)03(3738)2639。釣り物、出船時間、料金などは要問い合わせ。

 ▼使用タックル アマダイ=竿/ライトゲームCI4+ TYPE73 H190、リール/フォースマスター600。カワハギ=竿/ステファーノCI4+ M180、リール/スティーレSS 150HG(以上シマノ)

 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。SNS上の釣りリポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。年間釣行は200日以上。

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