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ヤマメ春一番30匹 関東地方で解禁 秋川で沢渡橋から上流部に800人

[ 2022年3月2日 07:10 ]

パーマークの美しいヤマメを手に上機嫌の藤原健一さん
Photo By スポニチ

 【渓流2022】1日、関東地方の主要河川で渓流釣りが解禁になった。早朝の寒さも次第に和らぎ春の気配も。東京・秋川では美しい魚体のヤマメが竿を絞った。また各河川の状況もリポート。

 秋川で解禁となったのは沢渡橋から上流部。午前6時のスタート時は0度台だった気温はみるみる上昇し、日中は春本番を思わせるポカポカ陽気の下、待ちかねた約800人(秋川漁協調べ)が入川した。

 漁協の参事・古山勝也さんによると、昨年にヤマメ稚魚(5~7センチ)15万匹、発眼卵約13万粒を放流。解禁前の2月19日と26日には成魚(約20センチ)8万匹を放流済み。育ちは順調で「事前のチェックで23センチも確認できた」と話す。

 上日向橋上下で好釣果が出たと聞き、向かうと市川市の藤原健一さん(49=会社員)が竿を曲げていた。「水量が少ないので、ふところのあるカケ上がり狙いで数が出た。今年もいい釣りができる」と18~21センチを30匹と笑顔が止まらない。餌はイクラを使用。解禁日は「人生のはじまり」で、釣りは「家族の次に大切」という藤原さん。毎週末はどこかの川に出没しているそうだ。

 足場の良い十里木地区では多くの釣り人が入川していたが、福生市の田中繁次さん(82=自営業)と、同行した外沢豊さん(80=会社員)は数匹しか釣れず諦めムード。「実はさっき、凄い魚見ちゃってさ」と外沢さん。数時間前に声を掛けた釣り人が持っていた1匹に仰天したという。「50センチイワナ。尾ヒレが大きくてさ、あれば天然モノだね。エン堤下にいたって」と自分のことのように興奮していた。

 秋川は中流域が5日、下流域が12日のともに正午解禁となる。(久世 明子) 

◆各地の状況

 ◎奥道志川(山梨県)

 気温は氷点下2度。水温6度。水位はマイナス15センチと減水状態。入川者約500人を集めて解禁を迎えた。

 深めのポイントがよく釣れて相模原市の小川弘一さん(67)は、中流の戸渡地区で午前8時頃まで釣り、17~22センチのヤマメを16匹釣っていた。天然ヤマメも顔を見せた。

 漁協では5日、16日、26日に成魚放流を実施する予定。

 ◎桂川本・支流(同)

 全川で約800人を集めた。本流では猿橋公園付近で16~20センチ級を20匹。支流では鶴川、笹子川でも同様な釣果で順調なスタート。

 狩野川本・支流(静岡県)

 本・支流の水温は10度、気温4度。入釣者は約100人。支流の持越川や修善寺川などではツ抜けする人もいた。

 ◎河津川(同)

 入川者は約30人と少なめ。小鍋橋下流で25~30センチ級を午前7時30分時点でツ抜けする人も。

 ◎中津川本流(神奈川県)

 入川者は53人。18~22センチを30匹釣った人もいた。中でも馬渡橋付近がよく釣れていた。新設のC&R区間でも順調に釣れていた。(スポニチAPC 諏訪本 修三)

 ▼釣況 秋川漁協=(電)042(596)2215。入漁料は日釣り券2000円、年券6000円。

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