×

大型カレイ連発にガッツポーズ!45センチ座布団サイズ筆頭に4匹 兵庫県南あわじ市・じゃのひれFP

[ 2022年3月2日 05:30 ]

座布団カレイに思わずガッツポーズ                               
Photo By 提供写真

 淡路島・南あわじ市の南端、うず潮で有名な鳴門海峡からほど近い福良湾は、厳寒期のカレイ釣り場として人気があり、特に釣りやすい湾内のイカダで投げ釣りスタイルで狙うと30~40センチの大型の実績が高い。そこで2月中旬に釣行。冷え込んだ朝マズメはさっぱりだったが、潮が動き出したところで活発なアタリがあり大型が連発。45センチの座布団サイズもヒット。まもなく訪れる花見ガレイ本番に向け、幸先のいい一日となった。(スポニチAPC・松尾 幸浩)

 全般的に釣りものが減るこの時期だが、福良湾内のカレイは依然として食い気をキープしており、30センチオーバーの良型がコンスタントに釣れるのがイカダ釣りの魅力。そのステージである「じゃのひれ筏釣りセンター」に午前6時半に到着。

 7時に好釣り場の1番のイカダに渡してもらう。ここは湾内に単独で設置してあるので360度狙うことができ、潮通しも抜群でたっぷりと水深もあり大型カレイには定評がある。

 イカダ釣りの場合は短竿で足元を狙うのが定番だが、私は航路筋などを広範囲に狙う投げ釣りが主体。

 低水温で動きが鈍い時期だが、狙い目を定めて打ち返すスタイルなら勝機は十分にあると、カレイ針15号にアオイソメを房掛けにしてキャスト。置き竿にしてアタリを待つ。

 早朝は霜が降り、冷え込みが厳しいので、仕掛けも工夫しアオイソメが潮に漂うようなナチュラルな動きがカレイ狙いには重要と仕掛けの全長を2メートルと長く取り狙ってみた。

 朝マズメの時合には餌取りの姿もなく全く反応がない。これは厳しい釣りになると思ったが、しばらくすると潮がゆっくりと走り、沖には潮目ができるという抜群の雰囲気になってきた。

 さあ、時合になったと、今度は竿を大きくアオって仕掛けを動かす誘いを頻繁にして探っていく。これが功を奏したのか9時ごろにコンコン、グィーッと初アタリが出た。しばらく食い込みを待ってからバシッと合わせると、ズシッと久しぶりのいい手応えで底をはうように寄って来る。

 これは本命と確信して抜き上げると39センチ、体力も十分回復して実にうまそうな魚体だ。

 急いで餌を替えて打ち返していくと、すぐにまたアタリ、今度は37センチと大型が連発。しかもその後がすごかった!リールのドラグがジィーッと悲鳴を上げげる引き、こんな大アタリはスズキの大物だろうと思ったが、合わせると重量感たっぷりで足元に来てもグイグイと強烈な締め込みがあり、竿を満月にして防戦一方。

 「これはデカイぞ」とイカダのロープに注意しながら慎重に浮かすと巨大なカレイが浮いて来た。慌てて玉網を取り、無事にランディング。

 震える手で測ると盛期でも珍しい45センチもあり、分厚い座布団サイズに思わずガッツポーズ。午後からは予報通りに爆風となり、最後に28センチを追加して午後3時に納竿となった。

 ここは淡路島でも厳寒期に大型カレイが釣れるパラダイス。3月からの花見ガレイも十分に楽しめるだろう。問い合わせはじゃのひれ筏釣りセンター専用(電)080(8946)7886へ。

 ◆アクセス 神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原インターを出て、すぐに左折し県道31号を南下、八幡の交差点を右折して国道28号を西進、南淡町公民館前を左折して県道25号からじゃのひれアウトドアリゾートへ。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る