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大型太閤級ワカサギ 真冬でもポカポカのドーム船で

[ 2022年1月18日 07:05 ]

猪俣さんは3匹掛け                               
Photo By スポニチ

 【釣り日和】長野県諏訪湖のワカサギが面白い。真冬でも暖かい環境で釣りが楽しめる大型ドーム船が待っている。今季は型もよく抜群の引きが楽しめる。(笠原然朗)

 一度だけ全面結氷があった。湖面を覆う氷が割れてせり上がる「御神(おみ)渡り」が今年は見られるのか?

 最後にそれがあったのは18年。神が渡らない湖を「明けの海」と呼ぶ、と教えてくれたのは諏訪湖の生き字引、民宿みなとの中沢章店主(88)だ。これも地球規模の気候変動の影響なのだろう。

 今季のワカサギは限られたポイントでしか釣れない。釣果にムラがあるのが特徴だ。

 「昨日まで釣れていたのに…」は釣り人がよく聞くセリフだが、釣行した日は逆。どうやら当たりくじを引いたようだ。

 餌の紅サシを半分に切って、2・5号の5本バリに付け、水深4メートルの底に送るとすぐにワカサギが魚信を送ってきた。おまけに青物のように横に走る。

 上がってきたのは10センチ級の3匹。今年の初釣果としては幸先が良い。釣りの神様からは見捨てられていなかった。

 昨年まで手ばね竿を使い、今季から電動リールデビューを飾ったという新潟県柏崎市の猪俣吉信さん(72)も快調に竿を曲げている。隣席には静岡県磐田市の柴田光男さん(68)。2人はここのワカサギドーム船上で出会い意気投合。列島を挟んで日本海側と太平洋側と家は離れているが、申し合わせては“中間点”の諏訪湖で一緒に釣りをしているのだとか。

 猪俣さんが「釣りは子供の頃から」と言えば、柴田さんは「1年中、飽きないようにアユ釣りやクロダイのダンゴ釣りまで何でもやる」。類は友…で釣友はできる。

 釣れ上がるワカサギはいずれも大型の“太閤”級。メダカのような小ぶりな魚体は最後まで釣れなかった。

 ポカポカのドーム船で釣れば、心も熱くなる厳冬の湖(うみ)だ。

 ◯…岐阜県多治見市から来たのは田爪督昌さん(57=会社員)。ワカサギ釣りのホームグラウンドは愛知県犬山市の入鹿(いるか)池。人工池で、そこで釣れるワカサギの大きさは「諏訪湖の5分の1」なのだとか。「持ってきた袋が小さすぎた」と言いながら良型の引きを楽しんでいた。

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