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和歌山・湯浅町「なぎ丸」で大満足の釣行 今が旬のブリ82センチに、95センチの大ニベも!!

[ 2022年1月12日 05:30 ]

82センチのブリを手にドヤ顔を見せる和田さん        
Photo By 提供写真

 和歌山県湯浅町の「なぎ丸」(スポニチ釣り指定店)でのメジロ釣りで、ブリ級が交じり好調と聞き、ダイナミックな釣趣と、この時期ならではの脂ののった寒ブリの刺し身、しゃぶしゃぶ、ブリ大根と想像を膨らませながら車を走らせた。結果は期待通りの釣果、同船者もサワラや大ニベなども上がり全員大満足の釣行となった。 (スポニチAPC・野長 一則)

 午前5時過ぎに湯浅港を出て約1時間で日の岬沖のポイントへ。釣行日の12月下旬は寒の合間で風もなく穏やかな釣り日和、平日にもかかわらず私を含め6人が挑戦した。
 仕掛けは、おもり100号、4本針のサビキで、まず70メートルの底まで落とし2~3メートル巻き上げアジを掛ける。そのアジにブリが食いついてくる「落とし込み釣り」だ。

 アジが掛かるとサオ先が小刻みに震え、後はブリが食いつくのを待つだけ。すると、ブルンブルンとアジの反応が大きくなりブリから逃げまくるのが分かる。

 「食いそうやな」と船頭の言う通り、サオがグイッと海中に引き込まれたので、あわてて合わすと「あかん!早いっ」と船頭。残念、1発目のアタリは針掛かりしなかった。

 すると、私の右隣で釣っていた大阪府和泉市の和田宗男さんが82センチを上げたのをきっかけに、あちらこちらでタモ入れをしている。守口市の中庄屋さんはサワラを東大阪市の大串さんは「この大きさは珍しい」と船頭が言う95センチの大ニベとうれしい外道が交じった。

 その後、私にも2度アタリがあり、今度は慎重に食い込ませ80センチのブリと74センチのメジロをゲットした。「刺し身は脂がのってうまい」「何といってもブリしゃぶやで」「ニベはスズキと一緒で、なんの料理にしてもいける」と港に向かう船中は大にぎわいだった。

 新年に入ってもまだ水温は安定しており例年1月中旬くらいまでブリ釣りは楽しめそう。その後、水温が下がってくれば大アジそして寒サバと釣り物が変わっていく。
 問い合わせは「なぎ丸」乗合船は(電)0737(62)3890、磯渡しは(電)0737(62)3891へ。

 ◆アクセス 大阪方面からは阪和道・有田インターを出て国道42号を白浜方面に南下、湯浅の交差点を右折し約1キロでなぎ丸の建物が見える。鉄道はJR紀勢本線・湯浅駅下車徒歩約15分。

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