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誘って攻めてドキドキ マハタ4匹 興奮の竿頭

[ 2022年1月8日 07:19 ]

4匹釣って竿頭
Photo By スポニチ

 【金澤美穂の釣美女主義】千葉県勝浦沖のマハタが面白い。生きイワシの泳がせ釣りでゲストも多彩。年間200日以上、釣行の釣りガール、金澤美穂が乗り込んだのは勝浦松部港・信照丸だ。

 マハタは食べておいしい高級魚。刺し身にすると白身でとても上品なうま味があります。コリコリシャキシャキとした食感があり、身もしっかりとしているので鍋に入れてもおいしく食べられます。

 信照丸は竿や電動リールのレンタルタックルも充実していて、釣り座がとてもきれいに掃除されているので、とても釣りがしやすい環境になっています。

 今回使用したタックルはライトゲーム用ロッドにPE2号を入れた小型電動リール。仕掛けは吉野達哉船長オリジナル仕掛けにオモリ80号、餌は小ぶりの生きたマイワシです。ヒラメなどの泳がせ釣り仕掛けでも代用できます。

 ポイントまでは港から約40分。御宿沖の水深45メートル前後のエリアで開始です。水深が5メートルほど上下する起伏の激しい根周りで、指示ダナは底上から3~4メートル。どうやら小さい魚は根に付いていて、大きい魚は捕食のため根の上を泳いでることが多いそうです。

 早速1投目、船長のマメな水深のアナウンスがあるにもかかわらず早々と根掛かりしてしまいました。潮が速ければ速いほどタナ取りは頻度を上げた方が良さそうです。その後、根掛かりを回避するためこまめにタナ取りをしながら狙い続けます。餌を動かすことで誘いにもなります。

 すると餌のイワシが暴れる前当たりがあるもののなかなか乗らず。餌を確認したらチビチビと食われた跡が。恐らく犯人はイカですね。掛かりもせず食い逃げされてガッカリ。

 そんなこんなで午前9時半ごろやっと1匹目、40センチほどのマハタをゲット。その後、3匹追釣しましたが、釣るたびにどんどんサイズダウンしていってしまいました。

 とはいえ、魚が掛かった直後は根に潜られないように素早く巻き上げたり、こまめなタナ取りで誘いを掛けつつ、当たりに備えて集中する攻めの釣りはドキドキする興奮の釣りです。

 11時半に沖上がり。船中最大2・12キロ、バラシ多数で合計11匹のマハタがこの日は釣れていました。4匹釣ることができて竿頭にはなれましたが、さらに大型のマハタが釣りたいと思う釣行となりました。
 ゲストにはカサゴが釣れたり、時季によってはいろいろな魚が釣れるマハタ五目。皆さまもぜひ冬の高級魚を狙いにいってみてはいかがでしょうか。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝浦松部港・信照丸=(電)0470(73)3483。集合は午前5時半集合。乗合料金午前船1万2500円、午後船1万1500円(共に餌・氷付き)。女性は2000円、中学生は3000円、小学生は4000円の割引。

 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。SNS上の釣りリポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。年間釣行は200日以上。

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