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小学生兄弟初釣りでマダイ10匹!!家族で楽しくフィッシング -兵庫県南あわじ市「じゃのひれFP」

[ 2022年1月5日 05:30 ]

大きなマダイを釣り上げた悠真くんと美穂ちゃん
Photo By 提供写真

 正月といえばめで“タイ”…。ということで欠かせない「にらみダイ」を手に入れ新年の好スタートを切りたいと年末の休みを利用して、竹田薫さん家族が兵庫県南あわじ市にあるじゃのひれフィッシングパーク(スポニチ指定店)でマダイ釣りに挑戦した。長男・悠真くん(小5)、長女・美穂ちゃん(小3)は初めての釣りで最初はマダイの引きにおっかなびっくりだったが、お父さん・幸司さんの手助けもあり納竿前には釣りの面白さにすっかりハマった様子。「2022年はよい年になりそう」と笑顔を見せる薫さんの釣行記。

 絶対、おっきい魚を釣るぞ!小学生の兄妹・悠真、美穂の2人が人生初めて釣りにチャレンジ!天気は快晴!日差しが当たると暑いぐらい絶好の釣り日和。

 慎重で怖がりな兄とは正反対で何にでも飛び込んでいく怖いもの知らずの妹。初めての釣りに前日からワクワクドキドキしていた。初めて手に取る釣り竿は背丈の2倍以上。

 恐る恐る釣り針を取り、竿にくるくる巻かれた糸をほどいていく。パッパと糸を伸ばし餌の団子を付け、海に投げ込む美穂。慎重に糸を外し、初めて見る餌の団子をゆっくり針に刺す悠真。

 美穂が投げた竿の餌の周りに魚が集まりだしたのが見えた途端、餌が一瞬で見えなくなり、すごい勢いで竿が引っ張られる。「助けて~」美穂が必死に竿を持ちながら叫ぶ。竿を引くがなかなか魚はあがってこない。魚も必死のよう。

 一生懸命に竿を引き、父の助けを借りようやく釣り上げたのはピンク色がキラキラ輝くキレイなマダイ。「やった~!」と喜び、釣れたマダイを持ち上げようとするも、なかなかうまくつかめない。ようやく持ち上げ初めて自分で釣ったマダイをうれしそうに眺めていた。

 そんな美穂をうらやましそうに横目で見ていた悠真の竿も急に勢いよく引っ張られた。力いっぱい竿を引き、後ろに下がって竿を引く。海面に出てきた魚を網ですくい上げた。

 釣れたのはマダイ。網の中からにらむように、悠真を見ていた。ゆっくり持ち上げ、思わずガッツポーズ!このマダイを釣り上げ、なんとなくコツをつかんだのか、団子を付けては投げ、兄妹共同作業で網を使い全部で10匹のマダイをゲット!初めての釣りでこんなにたくさんの魚が釣れめでタイ話。良いことが起きそう…。

 釣れたマダイはお刺し身、しゃぶしゃぶ、そして正月のにらみダイ用に。自分で釣った魚の味は格別!なにかと制限があった昨年。今年は、明るい話題がいっぱいの年になるよう期待し“タイ”。 (竹田 薫)

《釣り以外にも!!自然満喫アウトドア施設》
 淡路じゃのひれアウトドアリゾートは淡路島の南端にあり、遠くに大鳴門橋が見える山と海に囲まれた風光明媚(めいび)な場所にある。フィッシングパークは岸壁から歩いて桟橋を渡り、釣り座に行くことができる海上釣り堀。初心者、子どもでも楽しめる「ファミリーコース」と大物狙いの「一般コース」がある。釣り竿などレンタル用具もそろっているので手軽に釣りを楽しめる。

 施設内にはフィッシングパークのほかバーベキュー場やオートキャンプ場、コテージでの宿泊、乗馬体験、イルカと触れ合えるドルフィンファームなど自然の中で大人から子どもまでが1日遊べる体験型の複合アウトドア施設。問い合わせはじゃのひれフィッシングパーク(電)0799(52)4477へ。

 ◆アクセス 神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原インターを出て県道31号を福良方面、八幡交差点を左折して国道28号へ。南淡公民館前交差点左折し峠道を上がり丁字路を右へ。西淡三原インターから約10キロ20分。バス利用は神姫バス・神戸三宮バスターミナルまたは高速舞子より淡路島・福良行き高速バスで終点・福良で下車しタクシーで約10分。

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