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テンポ良くアブラコ8匹 カジカは3連発も~虻田海岸~

[ 2021年12月11日 17:03 ]

筆者は計13匹
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】初冬のソイを狙うべく日本海へ向かいたいところだが、荒天のために釣り場を噴火湾に変更し、虻田海岸方面へ向かった。

 5日の夕まずめに到着。狙うのは乗っ込みシーズンのアブラコとカジカだ。水温が低いこの時季は軟らかい餌を好むためアブラコには貝類が適している。竿2本はホタテのウロ付きヒモと白貝を併用しネットコマセ(オキアミ)を使用した。残り1本はカジカ用にカツオとゴロにコマセで、計竿3本打ち込んだ。

 10分ほどで貝を食ってきたのは片方の本命であるアブラコで、型はここではレギュラーサイズの40センチクラス。潮はさほど動かないが、日没までの1時間でアブラコ3匹からのスタートだ。日没とともにガヤが頻繁に掛かるのでカツオをやめた。

 午後6時を過ぎた頃にカジカが3連発であがり活気を見せたが、月が出ない裏大潮のマイナス潮位になる同10時まで当たりは小休止となった。潮が動き始めた11時にカジカを追加した後、2時間ほど車内で暖を取った。朝まずめに再開し、1時間ほどでテンポよくアブラコがあがり、トータルでアブラコ8匹、カジカ4匹、シマゾイ1匹で午前7時に竿を畳んだ。

 私は中型のみで終わったが、豊浦町礼文華の磯に入釣した伊藤繁昭さんは、午後4時から3時間でアブラコ51センチ頭に7匹、カジカ46センチ以下4匹と効率の良い釣果だったようだ。この日はプラス気温だったが、氷点下になるこれからの季節は短時間勝負を心掛けたい。(苫小牧市・小坂 誠二) 

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