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メジナ35センチ分離作戦勝ち 天敵アイゴをコマセで誘い何とか開幕

[ 2021年12月10日 07:15 ]

筆者は良型メジナを釣り上げ安堵       
Photo By スポニチ

 【磯&堤防ガイド】冬を迎え、主役は回遊魚からメジナに交代。型物を求めて水深のある釣り場を選び、何とかギリギリOKサイズを仕留めた。(スポニチAPC・恩田 誠)

 ◎静岡県熱海市、熱海港

 25センチ級までなら比較的容易に釣れるメジナだが、30センチ以上が相手だと工夫が必要になる。

 サイズが増すにつれて警戒心が強くなるため、仕掛け、ポイント選び、コマセのまき方など、いろいろな技法が要求される。
 ゲーム性が高くなるので、良型を掛けたときはうれしく、さらに引きの強さが加わるため、釣り上げたときの喜びは格別だ。
 今回は私にとって、寒メジナ釣りの開幕戦。良型の実績があり、アクセスが良く、かつ釣りやすい場所として選んだのが熱海港。

 足元から水深があり、いつも釣り人がいるのでコマセがよく効いている。堤防なので足場が良く、磯に較べてやりとりがしやすいのもありがたい。

 秋はカゴ釣り師でにぎわうが、これからはウキ釣りがメインになるため、釣り座の確保は少し楽になる。

 別図のように、熱海港の主要な釣り場は、有料の「熱海港海釣り施設」の「大堤防」か、突堤の付け根にある護岸堤防のどちらかになる。

 前者は潮通しが良いので、足元から沖目まで狙える。ただし足場がやや高いので、取り込みの際に苦労する。後者は足場が低いので釣りやすい。が、カゴ仕掛けの常連が多いために釣り座が限定される。

 最初は大堤防で竿を出した。実績のある先端付近に入れたが、海の中は20センチ前後のアイゴの大群。美味なタカベの群れもあったが、釣れてくるのはほとんどアイゴ。コマセを打ち分けてもアイゴだらけなので撤退を決意した。

 一方、護岸堤防で40センチ級のメジナを掛けている姿をうらやましげに眺めていたら、「隣にどうぞ」と声を掛けてくれので、早速、移動を開始。

 ここもアイゴが大集結していたが、足元の深場にはメジナの姿がちらほら。そこで、コマセの大半を沖めに打ち、アイゴが沖に移動したスキを見て堤防際へ静かに仕掛けを入れ、付けエサを沈めた。

 仕掛けは、0号ウキと、小さなガン玉と極小のヨリモドシを付けたもの。これでハリスはやや早めに海になじむ。ウキ止めがないため、仕掛けがタナを取ると、付け餌もウキも海中にゆっくり沈んでいく。

 それでも、大半はアイゴの餌食になったが、何度か小気味の良い当たりがあった。苦心の末、なんとか35センチのメジナを仕留めることができた。
 今季は、伊豆半島でも三浦半島でもアイゴの大群に悩まされ気味との情報。やや多めのコマセを使った分離作戦をより確かなものにするため、まとまりの良い配合餌を多めに用意したい。

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