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レディーGO!!必勝パターンでタチウオ7連 型では負けたけど…準優勝

[ 2021年12月8日 07:17 ]

乙女たちのガチバトル
Photo By スポニチ

 【あやかりフィッシング】モデルで釣りガールの富士村彩花が参加したのは深川・吉野屋主催の「タチウオレディース大会」。あいにくの追い渋りの中、結果を出しました!

 右を見てもガチ。左を見てもガチ。21人の麗しの乙女たち?による熱き戦いが幕を開ける。朝、船宿に着くなり大森健吾船長が一言。「めちゃくちゃ厳しいよ」。今大会、こんな絶望的な始まりを誰が予想していただろうか?

 そうなんです。ここ数日、タチウオのご機嫌は超ナナメで、船中0~5匹程度の日が続いている状況。思えば昨年のレディース大会では大型がバンバン出てかなり盛り上がっていたけども、今年はいったいどうなってしまうのだろうか?不安がよぎる。

 最初のポイントは東京湾奥。ここは数は出ないものの、ひょっと大型が上がることもあるというから乙女たちにも気合が入る。潮がちょっと濁ってるかな?と思い、最初はちょっと派手めカラーのジグをチョイス。ただ巻き、ワンピッチ、ハーフピッチ…いろいろやってみるも、とにかく当たらない。

 「うーん、困ったなぁ。ジグを替えてみようかなぁ」なんて思ったその時。カッ!とショートバイトの感触が左手に伝わる。あまりにショートすぎて掛かってくれそうにもなかったけれど、すかさずフッキング!

 なんとハリ1本、ほぼスレがかりだけど、なんとか中型サイズをGET。このポイントで型を見たのはわずか数人。船長もちょっと厳しいと判断し、千葉方面へ移動。

 次のポイントは水深18メートルという超浅場。型はあまり大きくはないけれど、さっきより数は出るかもしれないね、という場所だ。

 さて私、ここでまさかの必勝パターンをつかんでしまうのであった。前方にロングキャストして、目線よりもずっと高い位置でふわふわ、ちょっと大きめのワンピッチ。そこからジグを落とし直した時に、わずかながらフォールの当たりが出るということに気付いてしまったのである。

 この一瞬の気付きがあってなんと7連チャン。結局3匹バラしてしまったけれど、厳しい時間帯に4匹のタチウオを追加することができた。このポイントでは参加者の半数近くが魚をGETできたものの、この日の東京湾はレディーにはあまりに過酷。

 「朝から一度も当たりがないよ」「もう諦めてお菓子配りに来ました」「そもそも魚、います?」と半泣きの乙女たち。同じく、半泣きの船長。超厳しい戦いになったが、これも時の運。わずかなチャンスを逃すことなくガッチリつかんだ今年のサーベルクイーンは、袖ケ浦市の原嶋絵里さん(1468グラム)。2匹とも湾奥で型のいいタチウオをGETすることができたのだそう。難しいポイントで2匹キッチリ釣るなんてさすがですね。準優勝は私、富士村彩花(1274グラム)。計5匹と数では調子良かったんですが、型でちょっと負けてしまいましたね。3位は輝いたのは、荒川区の井上純菜さん(1216グラム)。渋い時間帯にも連チャン。「凄い、あの子また釣れてる!」と周りを圧倒していましたよ。

 吉野屋のタチウオレディース大会は毎年、勤労感謝の日に開催されますので、来年は是非挑戦してみてくださいね。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船は午前7時。乗合料金は男性1万円、女性・高校生は7500円、中学生以下5000円。

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)、北海道生まれ。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。趣味は釣り。最近ハマっている釣りはルアーマゴチ。

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